雄滝(オスダキ) |
落差83m |
評価10 |
前回よりも明らかに水量が多く、吊橋からでも豪快さが伝わりました。 |
前回行けなかった展望台から雄滝を見てみました。吊橋からは見えなかった滝つぼも見えます。滝つぼへの道は、「関係者以外立入禁止」となっていましたが、自己責任で行くことにしました。
ゲートを越えてしばらく行くと、枯れ沢にロープが垂らされていました。どうやら、この枯れ沢伝いに沢まで降りれば良いようですが、標高差は軽くみても100メートルはありそうです。何本かロープを伝って行くと、ロープがなくなったので、そのまま枯れ沢を伝っていたら、これは無理という崖に出くわしました。仕方なく左側のブッシュへ出るとロープがあるのを見つけました。どうやら途中で道を間違えたようです。 |
何とか沢まで降りたのですが、今度は沢を渡る場所がありません。一応、スパイク付沢用長靴でしたが、とても無理です。上へ下へとさまよって何とか渡れるところを見つけました。
後は、道なき道を行く(帰りに気がついたのですが、一応、昔の遊歩道があるみたいです。)と、二筋の滝が見えました。吊橋から見た、子滝、孫滝より、こちらの方がよっぽどその名に相応しい二条の滝でした。 |
滝の上部が見えて、俄然やる気が出たのですが、今度はとんでもない笹薮が邪魔して進めません。沢側へ何とか逃げて、滝のある空間へ出たところ、物凄い轟音と水しぶきがかかってきました。
まさに振動の滝です。この名前が決してオーバーではないことを身をもって体感しました。 |
正面からは水しぶきが凄くて、まともな写真が撮れない為、滝の左側の垂直な壁面まで行くことにしました。ここなら、滝の水しぶきが来ません。
やはり凄い滝です。落差もありますが、幅も広い豪快な滝です。滝つぼも非常に大きく、この手の直瀑は滝つぼがない場合が多いのですが、この滝は例外でした。
滝の映像 |
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