震動の滝(Sindo no taki)
大分県玖珠郡九重町 | 総合評価10 | |
震動の滝は九重連山を源とする落差83メートルの大瀑布です。 |
子滝(コタキ) | 落差- | 評価9 | |
雌滝の右隣にあるのが子滝だそうです。結構な水量がありますが、木々に隠れて良く見えません。 |
孫滝(オスダキ) | 落差- | 評価9 | |
子滝のさらに右側にあるのが、孫滝だそうです。こちらは、お湿りだけで、滝の流れはありませんでした。 |
雌滝(メスダキ) | 落差93m | 評価9 | |
梅雨明け直後とあって、前回よりも水量が多く、白い流れが太くなっていました。でも、相変わらず、腰の辺りで一旦、流れを変える動きは変わりありません。 |
雄滝(オスダキ) | 落差83m | 評価10 | |
前回よりも明らかに水量が多く、吊橋からでも豪快さが伝わりました。 | |||
前回行けなかった展望台から雄滝を見てみました。吊橋からは見えなかった滝つぼも見えます。 展望台付近を過ぎたところの枯れ沢にロープが垂らされていました。どうやら、この枯れ沢伝いに沢まで降りれば良いようですが、標高差は軽くみても100メートルはありそうです。何本かロープを伝って行くと、ロープがなくなったので、そのまま枯れ沢を伝っていたら、これは無理という崖に出くわしました。仕方なく左側のブッシュへ出るとロープがあるのを見つけました。どうやら途中で道を間違えたようです。 |
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何とか沢まで降りたのですが、今度は沢を渡る場所がありません。一応、スパイク付沢用長靴でしたが、とても無理です。上へ下へとさまよって何とか渡れるところを見つけました。 後は、道なき道を行く(帰りに気がついたのですが、一応、昔の遊歩道があるみたいです。)と、二筋の滝が見えました。吊橋から見た、子滝、孫滝より、こちらの方がよっぽどその名に相応しい二条の滝でした。 |
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滝の上部が見えて、俄然やる気が出たのですが、今度はとんでもない笹薮が邪魔して進めません。沢側へ何とか逃げて、滝のある空間へ出たところ、物凄い轟音と水しぶきがかかってきました。 まさに振動の滝です。この名前が決してオーバーではないことを身をもって体感しました。 |
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正面からは水しぶきが凄くて、まともな写真が撮れない為、滝の左側の垂直な壁面まで行くことにしました。ここなら、滝の水しぶきが来ません。 やはり凄い滝です。落差もありますが、幅も広い豪快な滝です。滝つぼも非常に大きく、この手の直瀑は滝つぼがない場合が多いのですが、この滝は例外でした。 滝の映像 |
雌滝(メスダキ) | 落差93m | 評価9 | |
雌滝は、名前の通り、途中で腰を曲げるようにやさしく流れています。 |
雄滝(オスダキ) | 落差83m | 評価9 | |
雄滝は、かなりの遠望ですが、直瀑の大瀑です。近くで見たら、きっと名前の通り、振動がするぐらいの凄い滝なのでしょう。 ここまで、投資したのなら、是非、滝つぼまでの遊歩道を整備して欲しいですね。 滝の映像 |
撮影2006/7/14 |
九酔峡をさらに進むと震動の滝がありますが、私が行った時は、日本一の大吊橋の工事中のため、滝を見ることは出来ませんでした。震動の滝の写真の代わりにそこで撮影した吊橋の完成予想図を撮ってきました。 |
しかし、この写真を見ると二つの滝が同時に見れて、凄いなと思う反面、こんなに手軽に見れていいのかなと思ってしまいます。松見の滝、安の滝、三条の滝、常布の滝、早戸大滝、七つ釜五段の滝、精進ヶ滝、米子大瀑布、田立の滝、根尾の滝、中の滝など今まで行った滝では、やはり苦労して行った滝は、その分だけ感動も大きいものがありました。 トンネル(袋田の滝)、エレベーター(華厳の滝)、吊橋(原不動滝)、確かに便利ですが、ちょっと複雑な気分です。 |
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