植魚の滝(Ueuo no taki)

和歌山県東牟婁郡古座川町松根 総合評価8
 七川ダムから大塔山登山道を目指して、古座川沿いの道をどんどん遡ります。大きなヘアピンカーブの所に車を停めるスペースがあるので、ここに車を停めて、大塔山登山道で植魚の滝と張尾の滝を目指します。


撮影2008/9/20
(15時40分)
 駐車場を出発しました。石畳の遊歩道を沢に向かって下ります。
(15時44分)
 前日の台風で増水した沢を渓流靴で歩いていると、前に立派な滝が現れました。手許の資料にはこの滝のデータはないので、もしかすると増水時限定の滝かもしれません。
(15時47分)
 沢を何度も渡りますが、その都度、膝まで水につかります。
(15時55分)
 左の写真のように激流と化したところも渡ります。
(16時00分)
 滑りやすいところもあるので注意が必要です。
(16時01分)
 植魚の滝と張尾の滝の分岐点につきました。左の支流沿を進むと、植魚の滝になります。
(16時02分)
 沢を渡って、右岸をよじ登るといよいよ滝も真近です。
(16時04分)
 前方に左右が切り立った崖になった場所が見えました。
(16時07分)
 さらに進むと、高千穂峡のような雰囲気になってきました。左側には滝がかかっていますが、右側の滝つぼが深い為、仕方なく、滝に打たれながらクリアしました。
(16時08分)
 左側の滝をクリアして滝つぼに出ると、大きな滝音がしてきました。前方には小さな滝が見えます。もしかして、この小さな滝が植魚の滝か、滝音は大きいのに意外に小さな滝なんだなと少しがっかりしました。
植魚の滝(ウエウオノタキ) 落差18m 評価8
 ところが、その直後、小さな滝の後ろに大きな滝が見えました。思わず、やったあと声を出してしまいました。洞窟状の滝では、シワガラの滝醤油樽が有名ですが、それらの滝にも負けない立派な洞窟滝でした。
 あまりの水量の多さに滝つぼは渦を巻いていました。
(16時19分)
 あまりのんびりしていると暗くなってしまいます。名残惜しいですが、植魚の滝を16時15分に出発して、右側の支流の張尾の滝を目指します。
(16時21分)
 沢の向こうに大きな滝が見えました。張尾の滝です
張尾の滝(ハリオノタキ) 落差24m 評価7
(16時22分)
 ネットで見る張尾の滝は水量が少ないしょぼい滝の印象でしたが、私が見た張尾の滝は水量豊富ないい滝でした。
 滝の映像
(16時45分)
 張尾の滝を16時26分に出発して急いで駐車場まで戻りました。時間は16時45分で、ほぼ1時間の行程でした。帰る途中で見た無名滝は、相変わらず豪快に水しぶきを上げていました。
 ところで、豪雨の後とあって水かさも増していて、ほとんど沢の中を歩いていましたが、案の定、蛭が3匹、ズボンに付いていました。前に静岡の布沢の滝では蛭にえらい目にあわされましたので、今回は血を吸われないように注意しました。


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