シワガラの滝(Shiwagara no taki)
| 兵庫県美方郡新温泉町海上 | 総合評価9 | |
新温泉町という、どこか奇妙な響きを持つ町名の中に、この不思議な滝はある。浜坂町と温泉町の合併時、夢千代日記の舞台として知られる湯村温泉を抱える温泉町側と、多数派の浜坂町側が対立し、紆余曲折の末に「新温泉町」という折衷案に落ち着いたという。 |
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町議会議長や町長が辞職する騒ぎにまで発展したらしいが、旅人の立場から眺めると、どこか滑稽でもある。 |
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| 撮影2021/11/7 |
扇の山からの帰り道はしわがらの滝へと続く道がある上山高原経由で帰ることにした。 |
林道を降りていると茂平谷滝の案内があり、滝も道路から見え.る。 |
| 茂平谷滝(モヘイダニタキ) |
落差15m | 評価6 | ||
黒光りした岩盤が独特の滝だ。滝の映像 |
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更に林道を降っていると真新しい木製のシワガラの滝の案内板があった。駐車場も整備されており、町によって観光地化されたようだ。 車は何台も停まっており、今回はシワガラの滝はパスすることにした。 |
林道を降りていると今度は尾の谷滝の案内が見えたが、滝は見えない。良く見ると石の案内板に滝まで300メートルと刻まれていた。 |
あまり人が入っていないようで、不明瞭な道を何とか歩いて行く。 |
| 尾の谷滝(オノダニタキ) |
落差15m | 評価6 | ||
入り口から8分ほどで滝つぼに到着。 |
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紅葉が滝に彩を与えている。300メートルを歩いて来た価値は充分あった。滝の映像 |
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最後は布滝。 |
滝への道は田んぼのあぜ道を少し広くしたような道だったので、林道路の肩に車を停めて歩いて行くことにした。 |
駐車場か休耕田か判別不能な広場に出るが、そのまま真っすぐ進む。 |
布滝の案内があった。 |
更に進むと布滝の案内が木に巻かれている。 |
入り口から13分ほどで滝前に到着した。 |
| 布滝(ヌノタキ) |
落差10m | 評価6 | ||
滝つぼは落石で埋まり、かつてはもう少し落差があったのだろう。滝の映像 |
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| 撮影2008/8/12 |
前夜は湯村温泉の「佳泉郷井づつや」に泊まった。江戸時代初期創業という老舗で、料理も湯も申し分ない。源泉98℃の湯が惜しげもなく掛け流され、屋上の展望檜風呂、地下の岩風呂、露天風呂と、どれも心身をほぐしてくれた。翌朝、シワガラの滝を目指して上山高原の小又川渓谷へ向かう。細い道を進むと、車が3台ほど停められるスペースが現れ、ここが入口となる。 |
(10時00分)ここから、桂の滝へは2.1キロ、シワガラの滝へは1.2キロ。両方を巡るなら、途中の分岐を含めて往復6キロほどの行程だ。 |
(10時02分)炎天下を歩き始めると、すぐに木陰へ入り、右手には小さな滝が涼しげに流れていた。小橋を渡り、森の奥へ進む。 |
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(10時07分)7分ほどで桂滝とシワガラの滝の分岐に到着。距離表示の違う標識が2つ立っており、どちらを信じるべきか迷う。町名で揉めた新温泉町らしいと苦笑しつつ、古い板切れの方を選んだ。 |
| シワガラの滝(シワガラノタキ) |
落差10m | 評価9 | ||
(10時35分)洞窟の中へ入り、右側を覗き込むと、ようやく滝が姿を現した。落差こそ大きくないが、洞窟の奥へ吸い込まれるように流れ込む水、岩壁一面を覆う深い緑、豊富な水量。どれもが異様で、圧倒的だった。これまで数多くの滝を見てきたが、ここまで不思議な滝は他にない。 |
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長野の醤油樽にも驚かされたが、洞窟という点ではシワガラの滝の方が一枚上手だろう。 |
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この日は登山靴のままでも濡れずに歩けたが、水量が多い時は洞窟内に水が溜まり、靴が浸かることもありそうだ。 滝の映像 |
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| 桂の滝(カツラノタキ) |
落差40m | 評価8 | ||
(12時12分)岩盤はシワガラの滝と同じく緑に覆われ、途中でくの字に折れ曲がる独特の形をしている。長い年月をかけて水が岩を削り、いずれは洞窟の滝になるのではないかと思わせる。 |
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| 五滝(ゴタキ) |
落差5m | 評価3 | |||
(12時46分)桂の滝の下流にある五滝を見下ろす。 |
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(13時32分)12時35分に桂の滝を出発し、約1時間で入口へ戻る。休憩や滝見の時間を含め、全行程は3時間半。真夏の山歩きはさすがに堪えた。 霧ヶ滝へ行く予定だったが断念。、前夜泊まった湯村温泉の「リフレッシュパーク湯村」で汗を流してから帰路についた。 |
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