醤油樽の滝(Shoyudaru no taki)

長野県茅野市豊平地図 総合評価9
 蓼科の醤油樽の滝はフォレストカントリクラブ三井の森を超えて、唐沢鉱泉との分岐点を右側へ行くと案内板があります。

撮影2007/9/22
 対向車とのすれ違いも出来ない狭いダートをしばらく行くと沢を渡るところがあり、ここからしばらく行くと駐車場があります。
1の滝(イチノタキ) 落差5m 評価4
 沢伝いに歩いていると、突然梯子が見えてきます。その梯子の右側に小さな滝がかかっていました。
2の滝(ニノタキ) 落差10m 評価5
 1の滝を超えてしばらく歩いていると、さきほどの滝より少し大きな滝が見えました。沢までおりて、滝の直前まで行きましたが、小さな滝でも滝前はしぶきがシャワーのように降りかかって気持ちいいです。
醤油樽の滝(ショウユダルのタキ) 落差35m 評価9
 駐車場から30分ほどで、大きな滝が見えました。なかなか見事な直瀑です。
 でも、滝の真下へ行って驚きました。滝前から見るのと、滝の真下から見るのでは全く印象の違う滝です。左側の壁が丸く囲むようにしてそびえているので、真下に立つとまるで洞窟の中にいるようで、滝は洞窟の上から降り注いでくるように見えました。
 滝の映像


撮影2013/01/27
 冬の醤油樽へ行ってきました。フォレストカントリクラブ三井の森を超えて、唐沢鉱泉との分岐点へ着きました。唐沢鉱泉への道は通行止めですが、醤油樽のある夏沢鉱泉への道は特に制限がありません。
 でも、雪上車しか通っていない道は中央が高く盛り上がってとても行けそうにありません。へたをしたら亀状態になって立ち往生してしまうかもしれませんがとりあえず行ける所まで行ってみることにしました。
(10:00)
 案の定、立ち往生してしまったので、車を路肩の空き地に停めて、ここからは、登山靴にアイゼンを着けて歩いて行くことにしました。
(10:20)
 雪上車の跡を歩いていると、20分ほどで醤油樽の入り口が見えました。
 入り口は先人の踏み跡があります。踏み跡をそれなければ、快適に歩いていけます。
1の滝(イチノタキ) 落差5m 評価4
(10:40)
 それでも、1の滝へは入り口から20分もかかってしまいました。雪道を慎重に歩いた結果です。まわりの雪景色の中に埋もれて、どれが1の滝かわからなくなっていました。
 1の滝の横にある梯子を登ります。梯子に雪が付いて登りにくいですが、ここを慎重に上がります。
 今までは踏み跡があったのですが、1の滝の上からは遊歩道が完全に埋もれています。酷い時は腰まで埋もれてしまってうまく歩くことが出来ません。
 自分で道を作りながら木々に付けられている赤いリボンを頼りに先へ進みます。
 夏なら30分でたどりつくことが出来る醤油樽ですが、何倍も時間がかかります。
2の滝(ニノタキ) 落差10m 評価5
(11:15)
 2の滝も完全に氷っています。今回は遊歩道からの遠望で我慢しました。恐らく滝前まで行ったら深雪に埋もれてしまうでしょう。
(11:30)
 2の滝の上を越えて、ようやく醤油樽が見えたのですが、滝つぼへ降りる梯子がありまません。滝つぼへ行かなかったら、醤油樽へ来た意味がありません。崖に近づいて、ストックで叩いてみると金属音がしました。梯子が完全に雪に埋もれていたようです。ようやく醤油樽の滝前へ着きました。入り口から1時間10分、車を停めたところからは1時間30分もかかってしまいました。
 滝の左横にはかわいい氷柱が2つ鎮座していました。
醤油樽の滝(ショウユダルのタキ) 落差35m 評価9
 30メートル以上もある滝の氷瀑は大迫力です。上から下まで完全に凍っています。
 滝の真下から見上げると、上の方から氷が何本も降り注いでくるように立ち上がっていました。
 滝の映像
(12:45)
  帰りは自分が作った道を辿ってくるので、行きのようなことはありません。12時00分に醤油樽の滝を出発して入り口には12時30分、車には12時45分に着きました。行きは1時間30分、帰りは45分でした。

日本の滝(ホーム) 静岡県の滝 静岡県以外の滝 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

 

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。