旧関山宝蔵院庭園滝石組(Kyusekiyamahozointeien takiiwagumi)

新潟県妙高市大字関山
 旧関山宝蔵院庭園は妙高山の麓、関山神社の別当寺であった宝蔵院址にあり、室町時代作庭と伝わります。



撮影2024/10/14
 関山神社は山岳信仰の聖地妙高山の里宮として708年に創建されました。
 参道には巨木が立ち並び鎮守の森を形成しています。
 いかにも神社という雰囲気の反橋を渡りました。
 まずはお参りを済ませます。
 旧関山宝蔵院庭園へは関山神社の駐車場から200メートルほど歩きました。
 庭園の最大の特徴は妙高山を須弥山としている点です。
旧関山宝蔵院庭園滝石組(キュウセキヤマホウゾウインテイエンタキイワグミ) 落差5m 評価4
 須弥山は古代インドの世界観の中心をなす聖なる山で仏教においても引き継がれました。日本では弥山(大峰山石鎚山)や妙高山が時に例えられますが、まさに本物の須弥山(妙高山)を借景とした唯一無二の庭園でしょう。
 滝の映像
 案内図にはこちらの松が植えられた島が亀島と記載されていました。
 鶴の方は特に説明がないのですが、亀に向き合っているこの出島で間違いないでしょう。灯篭が鶴の羽だと思います。
 池泉回遊式庭園なので背後に回るとこちらにも妙高山を借景とした三尊石がありました。
 須弥山浄土式庭園としては最高の庭園ではないでしょうか。



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