護皇の滝(Goo no taki)


岡山県高梁市松原町春木
 護皇の滝は高梁市松原町春木の山間にかかる大きな滝です。



撮影2025/10/21
 狭い県道を走っていると祠がありました。これが滝名の由来の大谷護皇神社でしょうか。
護皇の滝(ゴオウノタキ) 落差25m 時間1分 評価7
 道路沿いにかかるお手軽滝ですが、かなり上の方から落ちてくるので迫力があります。
 滝の映像
 百名城に選定されている備中松山城(68番)へ行ってきました。
(10時00分)
 ふいご峠の駐車場に車を停めて歩いて行きます。
(10時15分)
 15分ほどで大手門跡の石垣に着きました。天然の岩盤の上に築かれ見上げるような高度感があります。
 左の漆喰の塀「三の平櫓東土塀」は江戸時代の塀が残っており、国の重要文化財に指定されていますが、土塀が重要文化財とは珍しいですね。
 結構登ったつもりですが、まだ天守は見えません。
(10時18分)
 18分かけてようやく三の丸跡に着きました。
 二の丸に向けて石段を登って行きます。
 二の丸に着きやっと天守が見えました。
(10時26分)
 本丸では猫城主のさんじゅーろーが「よく来たにゃん!」と迎えてくれます。
 備中松山藩出身の新選組七番隊隊長 谷三十郎に由来し猫が見つかった場所が三の丸だったこともありさんじゅーろーと名付けられました。
 谷三十郎は異端の剣士として有名ですが、さんじゅーろーは桶の中でおとなしくしてますね。
 天守は三階建てに見えますが、左側は戸口なので実際には二階建てです。
 現存12天守の一つで山城では唯一、また、日本三大山城(高取城岩村城)の一つに数えられおり、松本城(590メートル)に次ぐ高所(430メートル)に位置する現存天守でもあります。
 天守は戦いに特化しているので、囲炉裏は珍しく初めて見ました。籠城時の暖や調理に使われるいかにも実用的な装備です。
 こちらの部屋は装束の間と名付けられていました。城主一家の居室ですが、落城の時は死に場所になる部屋でもあります。
 天守の天井にはまっすぐではない削りだしの大木が使われていました。
 城下町が良く見えます。城下からも天守が見え、城主の威信を示したことでしょう。
 備中松山城では天守と三の平櫓東土塀とこの二重櫓が重要文化財に指定されています。
 麓に小堀遠州が造った庭園が現存していると聞き、臨済宗永源寺派の頼久寺へ行ってきました。
 円は禅宗において悟りの境地である無限・完全・調和・空を象徴し、丸窓から庭園を眺めることで、自然との一体感や心の静寂を感じる空間が生まれます。
 まずは額縁庭園を観賞しました。
 いわゆる遠州好みの切石と飛石が敷かれ、その隙間には栗石が埋められています。
 波打っているかのような刈込の右側に枯山水が広がっていました。遠くに見える愛宕山の借景も奥行きが感じられいいですね。
 正面には天を衝くような立石で優雅に佇む鶴を表現した中島が浮かんでいます。
 奥には首を右側に曲げ気配を伺っているかのような亀が見えました。



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