安部の大滝(Abe no ootaki)

静岡県静岡市葵区梅ヶ島地図 落差80m 総合評価9
 安部の大滝は、静岡市民の間では“日本三名瀑”の一つと称される滝である。
 華厳の滝那智の大滝は誰もが認める名瀑だが、残る一つについては諸説あり、袋田の滝や、江戸時代に名を馳せた白水の滝などが候補に挙げられてきた。そんな議論を思い浮かべながら、梅ヶ島の山奥へと車を走らせた。



撮影2006/12/3
 この日は、山梨県へ抜ける林道が開通したと聞き、滝の上部から下るルートを試してみることにした。下から向かう道は1.2キロで40分ほどかかるが、上からの道は500メートル、15分ほどで滝へ着く。
 ただし、滝の真上から急斜面を一気に下るため、標高差150メートルのなかなかハードな道のりだった。
安部の大滝 落差80m 評価9
 紅葉を期待していたものの、時期がやや遅く、色づきは控えめだった。それでも途中には滝の落ち口を見通せる場所があり、岩壁を滑り落ちる水の迫力を上から眺めることができた。
 滝見台に立つと、相変わらず大量の飛沫が舞い上がり、谷全体が水の気配に包まれていた。
 滝の映像



撮影2005/8/8
 滝へ向かう道には吊橋が二つある。最初の橋はしっかりしていた。
 ところが、二つ目はロープに板を渡しただけの簡素な造りで、足を踏み出すたびに揺れ、なかなかスリルがあった。
安部の大滝 落差80m 評価9
 上部から扇状に広がって落ちる姿は美しく、まさに名瀑の風格を備えている。ただ、落差80メートルという数字には少し疑問も残る。
 それでも、山道を40分歩き疲れた頃に突然姿を現す滝は、強烈な感動をもたらしてくれた。滝つぼ近くに立つと、容赦ない飛沫が全身に降りかかり、歩き疲れた身体が一気に目を覚ますようだった。
 滝の映像



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滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
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