高滝・風折滝(Takadaki, Kazeoredaki)

松坂市飯高町 総合評価9
 飯高町には百選に選ばれてもおかしくない滝が幾つかあります。木梶三滝も水量豊かないい滝でしたが、ここ宮の谷渓谷には、スケールの大きな直瀑があります。それが、高滝と風折滝です。



撮影07/6
 梅雨の間の曇り空を狙って、宮の谷渓谷の二つの滝へ行って来ました。
高滝(タカダキ) 落差60m
評価9
 駐車場に車を停めて宮の谷渓谷を歩きますが、風折滝との分岐になる水越谷分岐までは、良く整備された登山道が続きます。この分岐までは、駐車場から50分ぐらいで到着します。この分岐から20分ぐらい歩くと高滝に着きます。緑の木々の間を一直線に力強く落ちていきます。
 尚、高滝は本当は上部にもう一つ滝がある二段滝のようですが、ここから上は登山道が未整備で、死亡転落事故もたくさん起こっているとのことです。風折滝へ行く時間がなくなってしまうので、ここで引き返すことにしましたが、高滝のさらに上には、猫滝、ドッサリ滝などの滝があるようです。
 滝の映像
風折滝(カゼオレダキ) 落差80m
評価9
 高滝から水越谷分岐まで戻って、水越谷を登って行きます。分岐の所に書いてあった案内板では分岐から40分とありました。ここには、水越谷遭難者の碑が建っていて、危険な場所であることを教えてくれるのですが、40分では絶対に無理です。私の場合は1時間はかかりました。
 危ない所も結構あります。3メートルぐらいの岩をロープを伝ってよじ登ったり、大きな岩の間の隙間を水をかぶりながらロープ伝いに登らなければならない所もありました。一番驚いたのは、足場がない崖にロープだけ架かっている所でした。いくら何でもこれは無理と諦めて川底までおりましたが、あのロープはどのように使うのでしょうか。他にもロープを使わず、滝を直登りした方が良さそうな場所がいくつかあります。
 難所には、あらかじめロープが用意されていますが、渓流シューズなどは最低限、装備する必要があるでしょう。
 でも苦労した分、風折滝を見た時は感動しました。沢を抜けた瞬間、大きな広場に出ると風折滝がはるか上部から落ちていました。当日は小雨が降っていたこともあり、水量が比較的多く、特徴である風に折れ曲がる滝は見れませんでしたが、その分、迫力ある直瀑を楽しめました。
 滝の映像


撮影10/7
 梅雨が明けたので、宮の谷渓谷で前回行かなかった猫滝とドッサリ滝へ行って来ました。
(9時50分)
 9時30分に登山道入り口の駐車場に到着し、入念に準備して、9時50分に出発しました。
 ここは蛭がいるので、塩水スプレーをスボンに吹きかけて予防し、念のため、ヘルメットを被り、ザイルも30メートルを1本持っていきました。
(9時52分)
 2分ほどで、無名滝の前へ着きました。
(10時2分)
 さらに進むと先ほどよりも水量が多い無名滝が現れました。
 この滝は、手前に早戸大滝のような岩があって、結構いい滝です。無名滝なのが残念です。
横滝(ヨコタキ) 落差10m
評価5
(10時10分)
 特に案内板等はありませんが、ネツトで調べたところによると、この滝には横滝という名前があるようです。
 滝の上部を覆い隠すかのように被さっている新緑が非常にきれいでした。
(10時22分)
 さらに歩いていると、赤色の岩の上を幅広に流れ落ちる滝が見えました。これも無名滝です。
蛇滝(ヘビタキ) 落差5m
評価5
(10時26分)
 ここまで来る途中にいくつもの無名滝がありましたが、この滝には蛇滝という案内板がちゃんとあります。
 渓谷の細くなったところを確かに蛇のように蛇行していました。
(10時35分)
 高滝までのルートは非常に良く整備されており、安全に行くことが出来ます。ここは本来なら沢登りすれば良さそうですが、ちゃんと遊歩道が整備されていました。
(10時48分)
 水越谷分岐には、途中の無名滝の写真を撮ってきたこともあり、1時間ほどかかりました。
(11時4分)
 ようやく高滝が見えました。水越谷分岐から高滝までは15分、登山道入り口からは1時間15分かかりました。
(11時10分)
 高滝から上の登山道への入り口に注意喚起の警告板がありました。
 「これから先は、自然道(未整備)のままとなっており、滑落・落石等の危険があります。特に高滝の上を通るルートについては、滑落による死亡事故が多発しています。十分注意して下さい。飯高町」とあり、いやがうえにも緊張感が高まります。
高滝(タカダキ) 落差60m
評価9
(11時21分)
 高滝の右側、左岸に高巻道があるのですが、途中から高滝が見えました。真近で見る高滝は大迫力でした。
 滝の映像
(11時38分)
 いよいよ高滝上の危険ルートです。道幅は30センチほどで左側には高滝の滝つぼまで100メートルはある断崖絶壁が続いています。道には枯れ草が積もっているので、草で滑らないように注意して歩きます。
猫滝(ネコタキ) 落差15m
評価8
(11時44分)
 やっとの思いで高巻き道を過ぎると、前方にきれいな直瀑が見えました。滝前に出るには、登山道を外れて少し降りなければいけません。道を踏み外せば、高滝の落ち口から一気に高滝の滝つぼまで転落する恐れがあります。
 きれいな直瀑で滝つぼ、周りの新緑と合わせた景色は見事でした。
 滝の映像
(12時5分)
 猫滝からドッサリ滝までは、何度か沢を渡らなければなりませんが、私が行った時は靴の中まで濡れることはありませんでした。
ドッサリ滝 落差20m
評価8
(12時20分)
 ドッサリ滝までは、猫滝から30分、登山道入り口からは2時間30分もかかりました。
 ドッサリという名前通りの水量豊富な滝でした。滝前はシャワーのようになっており、ここまでの疲れを癒してくれます。
 滝の映像
(14時40分)
 ドッサリ滝を12時35分に出発して、登山道入り口まで戻って来ましたが、最近はあまり運動をしていなかったこともあり、最後は這うようにして辿り着きました。帰りは寄り道もせず、一気に歩いてきたこともあり、2時間強で戻ってくることが出来ました。

 尚、心配していた蛭ですが、実はチェックするのをすっかり忘れていました。次の行き先である蓮八滝を目指して車を走らせている途中、何気なく足許を見たら、スボンが血だらけになっていました。
 スボンをまくって脛を見たら、左足2ヵ所が既に吸い跡が凝固していて、右足には一匹吸い付いていました。これを塩水スプレーで撃退しましたが、既に吸われた後で手遅れでした。さらに首筋を確認したらもう一匹いました。からだ中を調べて、もう大丈夫ということで、次の蓮八滝へ行くことが出来ました。
 実はこれが甘くて、東名阪の大渋滞を避けて伊勢湾フェリーの鳥羽港まで行ったのですが、鳥羽港で、おなかがむずむずするので、シャツをめくったところ、何と一匹吸い付いていました。蛭、恐ろしやです。もしかすると、まだ、私の車の中に潜んでいるかもしれません。
 山蛭(Wikipediaより)


日本の滝(ホーム) 静岡県の滝 静岡県以外の滝 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。