神川七滝(Kamikawanana taki)

鹿児島県肝属郡錦江町神川 撮影11/7
 神の川水系の八つの滝を総称して、神川七滝と言うそうです。今回は、この内の3つ、長次郎滝、神川小滝、そして神川七滝で最も雄大な滝である神川七滝へ行って来ました。
 長次郎滝は県道から神川大滝のある神川公園へ向かう道へはずれたところで遠望出来ます。
 かなり大きな滝であることはわかるのですが、木々に隠れて良く見えません。
 何とか近くで見たいと思って、左岸と右岸でいけそうなところを捜したら、左岸のガードレールの向こうにうっすらと踏み跡が見えました。
長次郎滝(チョウジロウタキ) 落差30m 評価7
 ガードレールからは1分ほどで難なく滝前へ出ることが出来ました。
 落差30メートルのきれいな直瀑で、後で行く神川小滝と雰囲気が似ています。
 神川大滝公園は、神川大滝を中心に整備された公園です。
 橋を渡ると大きな滑り台がありました。
 公園内には、タイヤを利用した遊具もあります。
 さらに歩くと、白くカバーされた工事現場がありました。どうやら上部に登る螺旋階段の工事のようです。この工事現場の左に神川小滝がかかっています。
神川小滝(カミカワコタキ) 落差30m 評価7
 さきほど見た長次郎滝と良く似た直瀑です。滝の背後の岩がえぐれていて裏見も出来そうですが、立入禁止になっていました。
 立入禁止になっているのを無視して、裏見もしてきました。
 工事中の螺旋階段が背景なので、自然感は全くありませんが、普段見れない裏見はやはり魅力です。
 さらに進むと神川大滝が見えました。滝のすぐ近くで飛まつを浴びながら滝見が出来ます。さらに、頭上には大きな吊橋が見えました。滝前まで行けるのにわざわざ滝の上部に吊橋をかける意味がわかりませんでしたので、茶屋の人に聞いたら、大滝を見た後、螺旋階段を登って吊橋を渡ると入り口にあった滑り台のところにでるとのことで、最後は豪快に滑り台を楽しんで帰ることが出来るとのことです。なるほど、ネイチャーな雰囲気を手軽に楽しめるパークだったのですね。それなら理解出来ます。
神川大滝(カミカワオオタキ) 落差25m 評価8
 この滝は物凄い水量でした。同じ鹿児島県にある百選の龍門の滝にも勝るとも劣らない豪快な滝です。この辺は内之浦のロケット発射場も近く辺鄙なところですが、意外にも立派な滝と施設があるのに驚きました。振動の滝の夢吊橋もそうですが、九州の人は滝が好きなのでしょうか。
 滝の映像

日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。