半べえ庭園の滝（Hanbeteien no taki）

広島県広島市南区本浦町８
半べえ庭園は広島市南区の料亭、結婚式場の半べえの敷地内にあり、聚花山の庭、水車の庭、林泉の庭の三つの庭からなります。

撮影2024/9/18
半べえに入ります。
庭園を見学したい旨を告げると飲食すれば自由に庭園を散策できるとのことですので、コーラを注文しました。 　額縁庭園からはきれいな松や池周辺の刈り込みが見え、否が応でも胸が高鳴ります。
まずは聚花山の庭へ行きました。 　方丈島、蓬莱島、亀島、鶴島があることから蓬莱神仙思想の池泉回遊式庭園のようです。
亀島は手足が立っていてユニークでした。手前には船石も見えます。
鶴島の方は蓬莱島の反対側にありました。中央の石が羽石ですが、普通は大きな木を植えます。また、白砂をひく点も個性的でした。 　鶴島の背後には龍門の滝が見えます。

龍門の滝（リュウモンノタキ）		落差5m	評価2
廻りのとんがった石が滝に向かって話しかけているようでした。 　滝の落下点には小さな石、鯉魚石が置かれ龍門瀑の様式に習っています。

続いて水車の庭へ行きました。個人的には水車は精米や穀物製粉など設置する理由がちゃんとあるはずなのに景観だけのために設置するのはどうなんでしょうか。やはり機能美も考える必要があると思います。

江戸時代に作られた林泉の庭には州浜がありますが、小さな岬灯篭がかわいかった。

座禅石は正座ではなく座るのに適していそうです。

大きな船石にびっくりしました。

林泉の滝（リンセンノタキ）		落差5m	評価2
林泉の滝は二段になって落ちています。 　滝の映像

折角ですの広島城へ行ってきました。見た目は木造ですが、原爆投下で消失した天守を鉄筋コンクリートで復元したものです。 　やっぱり名古屋城の復元天守はあじけないですね。

広島城のキャラクターは天守をかぶった白猫のしろうニャさんです。 　お城の白猫といえば彦根城のひこにゃんですが、もしかしてパクリかな。ひこにゃんは訴訟慣れしているので注意が必要です。

天守閣に登ると広島市内が一望出来ました。

目を凝らすと原爆ドームも見えます。

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