与九郎滝(Yokuro taki)

滋賀県米原市甲賀
 江戸時代の魚捕りの名人、与九朗さんがイワナなど魚を捕った場所であることから名付けられました。


撮影2018/5/26
 駐車場に車を止めて滝の案内板の前を左へと向かいます。
 すぐにパイプの橋があるので渡ります。
 遊歩道を歩いていると滝がみえました。これは上流の滝です。
与九郎滝 (ヨクロウタキ) 落差10m 評価5
 階段ばしごを降りると滝前に出ることが出来ます。手前に木の根っこが大きくせり出しているのが特徴です。
 木の根っこを越えると滝つぼです。ひんやりとした空気が心地良い空間ですが、もう少し暑くなるとヒルが出るそうですので注意が必要です。
 滝の映像
 本日の滝めぐりはこれで終了して今まで行ったことがなかった彦根城へと行ってきました。
 彦根城は徳川四天王の一角である井伊家の居城です。こちらは、豊臣秀吉が築城した長浜城から移築した重要文化財の天秤櫓です。
 国宝の天守閣の前にはひこにゃんもいました。
 どうして猫かと言うと、彦根藩3代藩主井伊直孝が鷹狩に行ったところ、急な雨になり大木の下で雨宿りをしていると白猫がこっちへ来いと招いているので、それに従った直後に大木に雷が落ち、一命をとりとめたというものです。
 ということで、井伊家と言えば猫ということになりました。
 これには別の説もあって、お寺の前を通りかかった時に猫が手招きしているのでそれに従ってお寺に入ると直後に大雨となり濡れずに済んだというものです。
 どちらも招き猫のはじまり(所説あります。)とされています。
 ちなみにこのお寺が世田谷の豪徳寺で境内へ入ると招き猫だらけです。でも小判は持っていません。豪徳寺の招き猫はお金ではなく縁をもたらしてくれるからだそうです。
 現存12天守の一つ彦根城天守閣からは伊吹山が見えました。
 今回、滋賀県を訪れたのは実は明日、伊吹山を登る為です。
 お城のすぐ近くに玄宮園という回廊式の大名庭園があり、天守閣も良く見えました。
 翌日の朝、伊吹山登山口へと向かいました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×6) 、熱湯用水筒
 標準時間は登り3時間20分、降り2時間30分で、前半は廃止となった伊吹山スキー場跡を歩きます。
(6時50分)
 入山協力金300円を支払ってゲートをくぐります。
 すぐに階段となりますが、山頂までは6キロの長い道のりとなります。
(7時15分)
 林道を歩いていると30分ほどで一合目に到着しました。
(7時40分)
 スキー場のゲレンデ跡の平原を歩いていると二合目に到着です。
(8時15分)
 再び木々の中へと入っていき、開けた場所が三合目です。
 三合目で少し寄り道して廃墟となった伊吹高原ホテルの方へ行ってみることにしました。
 ここはスキーのゴンドラ駅の終点でメインゲレンデになります。
 これだけ多くの登山客が訪れるのですから、グリーンシーズンだけでも相当の利用客が見込めると思うのですが、復活はないのでしょうか。
(8時55分)
 緩やかな坂となったメインゲレンデ跡を登ると四合目に到着です。
(9時10分)
 五号目まではなだらかな斜面で快適に歩くことが出来ました。
 五合目からいよいよ本格的な山登りになります。ジグザグに急斜面を登って行きますが、さえぎるものがないので、真夏はかなりの暑さになるのではないかと思います。六合目の避難所の陰で少し休憩しました。
(9時30分)
 六合目に到着です。
(9時50分)
 七合目に到着しましたが、だんだんと左膝が痛くなってきました。実は一ヵ月前に山形の月山を登った後からの症状です。
 伊吹山修験の霊場である行導岩が見えました。
(10時25分)
 ペースもだんだんと遅くなります。
 少し霞がかかっていて琵琶湖は良く見えませんでした。
 山頂の周遊道に到着です。ここまで来るとドライブウェーから登ってきた軽装の観光客がたくさんいます。
 ゲートをくぐると山頂です。
 伊吹山寺です。
 前回来た時は気づきませんでしたが、こちらが伊吹山の山主でもある白猪です。
(11時00分)
 4時間ほどで山頂到着です。
 こちらは日本武尊の石像です。
 前回来た時に見逃した一等三角点「伊吹山」です。
(12時00分)
 山頂でカップヌードルやおにぎり、さらには山小屋のソフトクリームを食べて1時間ほど休憩し、来た道を引き返します。
(13時30分)
 左膝はかなりの重傷で膝を曲げると痛いので伸ばしたまま降りなければなりません。
(14時00分)
 その為、普通の人の倍ぐらいの時間がかかってしまいます。
(15時50分)
 登山口には標準時間2時間30分に対して、4時間近くかかってやっとたどり着くことが出来ました。


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