名古屋城の滝(Nagoyajyo no taki)
愛知県名古屋市中区 | ||
名古屋城の三の丸庭園と二の丸庭園には歴史のある日本庭園があります。 |
三の丸庭園の滝 (サンノマルテイエンノタキ) | 落差5m | 評価2 | |
一番奥に滝石組があります。 | |||
水落石は一際目立ち、いかにも水が流れているかのような造形も特筆されました。 |
二の丸庭園北お庭枯滝石組 (ニノマルテイエンキタオニワカレタキイワグミ) | 落差5m | 評価2 | |
滝石組は実に豪華で深山渓谷を再現しようとしているかのようです。 様式は玉澗流と言われる枯滝石組で南宋末期元初の画家、玉澗の山水画をモチーフとしたもので、背後に大きな築山を二つ、その間から滝を落とし、その滝の上に高く石橋を架けるのが特徴です。 |
さすが徳川御三家の庭園、立体感も他の庭園とは異なりました。 | ||
最後は前庭へと向かいます。こちらにも枯滝石組が見られます。 |
二の丸庭園前庭枯滝石組 (ニノマルテイエンゼンテイカレタキイワグミ) | 落差5m | 評価2 | |
滝を模した水落石も本当に水が流れているかのようで見事でした。 |
名古屋城は今後、解体され木造で再建されるそうです。確かにコンクリートのお城は味気ないです。出来れば江戸城も木造で再建して欲しいですね。 | ||
折角ですので、二の丸御殿を見学することにしました。 | ||
こちらは表書院で正式に藩主に謁見する際に使用された最大かつ最も格式の高い部屋です。 | ||
対面所は藩主が身内や家臣との私的な対面や宴席に用いた部屋です。 | ||
上洛殿は徳川家光が上洛する際に急遽増築された部屋で、二の丸御殿で最も絢爛豪華な部屋です。 狩野探幽による「帝鑑図(ていかんず)」や「雪中梅竹鳥図(せっちゅうばいちくちょうず)」などは、傑作とされていますが、欄間の豪華さにも目を見張ます。 |
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