安居渓谷の滝(Yasuikeikoku no taki)

高知県吾川郡仁淀川町 総合評価8
 紅葉の名所である安居渓谷にはいくつもの滝がかかります。



撮影2010/11/21
 紅葉時を狙って、再訪しました。特に前回、行けなかった大滝へ再挑戦しました。
 今回は、大滝が目的でしたので、他の滝は車から見れる滝だけにしました。
見返りの滝(ミカエリノタキ) 落差18m 評価5
 思った通りの紅葉でした。8時20分に着いたので、まだ観光客が入っておらず、じっくりと写真を撮ることが出来ました。
 滝の映像 
昇龍の滝(ショウリュウノタキ) 落差25m 評価6
 前回は滝前まで歩いて行きましたが、今回は林道を上まで車で登って、遠望しました。
 下から見るよりも大きく感じました。付近の紅葉も見事です。
 滝の映像 
背龍の滝(セリュウノタキ) 落差20m 評価5
 前回は滝に気がつかず通り過ぎてしまい、別の無名滝を背龍の滝と思い違いしていました。今回も水量が少なく、もう少しで通り過ぎてしまうところでした。
 というのも、案内板を見ると無名滝の位置に背龍の滝が描かれていたからです。背龍の滝の前には橋がかかっているのですが、橋の名前も背龍橋でしたので、この滝が背龍の滝で間違いないと思われます。
 滝の映像 
 無名滝付近の紅葉がきれいでしたので、写真を撮ってきました。
 落差は20メートルぐらいありそうです。
 大滝へのリベンジです。前回停めたところに車を停めて、出発です。
 20分ほどで、滝が見えない滝つぼまで着きました。
 ここで、右側(左岸)の崖を注意深く捜すとロープが垂れているのを発見しました。
 このロープを使って、右側の岩の上まで登り、慎重に渉ります。
 最後は沢へ降りる道を備え付けのロープを使って降ります。
大滝(オオタビ) 落差20m 評価8
 ついに、滝を見ることが出来ました。大きな岩の間にわずかに巨大な滝が覗いています。非常に神秘的で、まさに神が宿っている空間を実感しました。
 徳島の轟九十九滝の本滝と同じような雰囲気を持っており、まさに神懸りの滝と言えます。
 滝の映像 
 これだけの神秘的な滝です。信仰も非常に大きなものを感じました。左の写真は滝横にある修験道場です。これだけの巨大な道場を作るパワーをこの滝から感じました。



撮影2010/9/19
 紅葉の名所で有名ですが、一足早く行って来ました。
見返りの滝(ミカエリノタキ) 落差18m 評価5
 最初の滝が見返りの滝です。道路を走っていると、案内板が現れますが、案内板の所からは、木々が邪魔して良く見ることが出来ません。少し進むと、木々が開けて良く見える所があります。
飛龍の滝(ヒリュウノタキ) 落差25m 評価7
 安居渓谷を代表する滝で、遊歩道も整備されています。駐車場からは15分ほどで滝前まで行くことが出来ます。
 上段が直瀑、下段が左側に廻って滑状に落ちる二段の滝です。滝前には大きな滝壷があります。
 滝の映像 
昇龍の滝(ショウリュウノタキ) 落差25m 評価6
 さらに車を進めると昇龍の滝と降龍の滝の案内があります。近くに車を停めて、10分ほどで滝前まで行くことが出来ます。
 二条の流れがあり、落差は凄いですが、水量が少なく迫力はありません。左側の崖には降龍の滝がかかります。
降龍の滝(コウリュウノタキ) 落差15m 評価4
 昇龍の滝の隣にかかります。こちらも水量が少なく迫力不足です。
大釜の滝(オオガマノタキ) 落差15m 評価6
 昇龍の滝へ行く途中に甌穴・釜への分岐があります。この道の最終地点に大釜の滝があります。
 きれいな滝つぼがあり、水量も上流の流れとは異なり結構あります。でもこの滝の一番の特徴は滝つぼの水が次の流れに移る所です。滝つぼを良く見ると水の出口がありません。実は、大きな岩の下を甌穴となって水が流れているのです。
 滝の映像 
小釜の滝(コガマノタキ) 落差3m 評価3
 大釜の滝の下流にあります。名前の通り小さな釜がありました。
背龍の滝(セリュウノタキ)⇒無名滝 落差20m 評価5
 昇龍の滝からさらに林道を奥に向かいます。舗装路もなくなってしばらく走ると左手に滝が見えました。雑草が生い茂って下の方は良く見えませんでしたが、結構、滝つぼまで深さがあります。
 ⇒10年の11月に再訪したら、背龍の滝が別にありました。この滝はどうやら無名滝のようです。
安居不動の滝(ヤスイフドウノタキ) 落差20m 評価7
 安居渓谷の林道をさらに進み、上流の大滝を目指します。途中、大滝への案内板を見逃してしまった為、延々と林道を進み、ついに渓谷の流れと林道が合流する橋まで出てしまいました。すると左から落差のある滝と右からは滑状の滝とが合流する流れが見えました。後から調べたところ、この滝は安居不動の滝というそうです。この辺は昔は銅が採掘されたそうで、こんな山奥まで道路が出来ているようです。でも道路は物凄い悪路で、オイルパンを打ったり、パンクする恐れもあるので十分注意が必要です。
 尚、この滝の下流には結構大きな滝を遠望することが出来ます。
 滝の映像 
大滝(オオタビ) 落差20m 評価−
 大滝への案内板を見逃した為、思わぬ遠回りをしました。案内板の近くの路肩に車を停めて、大滝のある大滝神社を目指します。最初は坂を降りますが、後はほぼ平行移動で歩きます。15分ぐらいで大滝神社へ着きました。
 でも、滝の音はするのですが、滝は見えません。事前に調べて行けば良かったのですが、滝前に行くには左岸を高巻かなければいけないようです。結局、音だけ聞いて帰ることにしましたが、滝つぼはきれいなコバルトグりーンをしていました。ネットで調べると切り立った崖の向こうに幻想的な滝が見えます。何とかリベンジしたいと思います。



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