仙巌園の滝(Senganen no taki)


鹿児島県鹿児島市吉野町
 仙巌園は、鹿児島市吉野町にある薩摩藩主島津氏の別邸・大名庭園で、別名は磯庭園と言います。



撮影2025/10/14
 百名城に選定されている鹿児島城(97番)に行ってきました。
 鹿児島城は江戸時代初期の1602年に島津忠恒によって築かれたのが始まりです。
 77万石の大名ですが、天守など高層建築や高石垣などは築かれませんでした。
 大手門にあたる御楼門は再建され、2020年4月一般公開されます。
 門に入ろうとしたら黎明館は休館日でした。残念!
 次回は国宝太刀銘「国宗」の展示日にあわせて行きたいです。
 御楼門隣の西郷隆盛像は、上野の犬を連れた像と異なり、陸軍大将の制服を着て凛々しいですね。
 続いて島津家の別荘、仙巌園へ行きました。
 磯御殿へ行きます。
 戦前の公爵30代忠重が12歳まで過ごした部屋がありました。
 建物には中庭があり庭園もあります。ここの縁側で終日のんびりしたいですね。
 謁見の間は、来客への応接に使用された部屋ですが、二間続きで、廊下も畳敷きなのでたくさんの来客に対応出来ました。
離れ落ちの滝(ハナレオチノタキ) 落差1m 時間5分 評価1
 庭を歩いていると小さな離れ落ちの滝が見えます。
三段落ちの滝(サンダンオチノタキ) 落差2m 時間6分 評価1
 隣には三段になって落ちる滝もありました。
 1892年にここにダムを築いて水力発電を行っていたそうです。個人の邸宅用に自家発電とは凄いですね。尚、日本で最初の水力発電は仙台市の三居沢発電所(1888年)でした。
滝石組(タキイワグミキ) 落差3m 時間10分 評価2
 豪快な滝石組です。
 滝の映像
 仙巌園は桜島を借景とした景色を楽しめるのも魅力ですが、鉄道の架線が少し気になりました。
 実は1970年の日豊本線電化の時にこの景観が問題視され、この区間だけ架線柱を通常より細くするなどの対策が実施されているのです。
 曲水の宴を催すために江戸時代後期に造られた曲水の庭がありました。
 狛犬ならぬ駒猫が迎えてくれる猫神社です。駒猫、かわいいにゃあ。
 こちらは何とも豪快な鹿おどしならぬ自動精米装置「迫ン太郎」です。石臼を打つのを見るために結構待ちました。



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