三段峡（Sandankyo）

広島県山県郡安芸太田町		総合評価8
三段峡は紫木から聖湖までの約１１キロで、流紋岩と花崗岩からなる峡谷です。

撮影2013/7/12

前回は途中でタイヤがパンクし戦意喪失してしまったのでリベンジです。今回は餅の木口を起点に３つのコースへ向かいます。最初は、出合滝上流を道路沿いから、天狗滝、夫婦滝、三段の滝へお手軽滝コース、続いて餅の木口から下流を玉緒滝までを往復するコース、そして最後は餅の木口から三ツ滝までを往復するコースです。

天狗滝(テングタキ)		落差5m	評価4
道路沿いから簡単に見ることが出来るお手軽滝ですが、真近で見る為、迫力がありました。

夫婦滝(メオトタキ)		落差5m	評価3
この滝も道路沿いから見るお手軽滝ですが、木々が生い茂って良く見えないのが残念です。

三段の滝(サンダンノタキ)		落差5m	評価3
三段の滝という案内板はあるのですが、滝は特定できませんでした。一番立派な写真を撮っておきます。

餅の木口の駐車場に車を停めました。ここから、下流の玉緒滝を目指します。

最初はコンクリートの遊歩道からのスタートでした。

玉緒滝(タマオタキ)		落差20m	評価6
駐車場から１３分で滝まで到着です。橋の真近にかかるので、全景を撮るのに苦労しました。赤い壁面を流れ落ちる滝で、下流にある赤滝ほどではありませんが、赤い壁面が特徴です。

餅の木口へ戻り今度は上流側の三ツ滝を目指しました。最初は右岸沿いの遊歩道を歩きます。

娘滝(ムスメタキ)		落差7m	評価4
５分ほどで娘滝へ到着しました。

出合滝(デアイタキ)		落差15m	評価7
入り口から１５分で出合滝です。

繰絲滝(クリイトタキ)		落差40m	評価5
橋を渡って左岸を歩いていると左側の支流に繰糸滝が見えました。かなり上の方から霧状に滝がかかります。

再び右岸へ渡りました。

竜門(リュウモン)		落差5m	評価5
右側の狭くなったところを物凄い勢いで水が流れ落ちています。

貴船滝(キブネタキ)		落差10m	評価5
なかなか風流な滝でした。上段が直瀑で右に流れた後、滑状の滝が続きます。

三ツ滝(ミッツタキ)		落差31m	評価8
駐車場から４０分ほどで到着しました。下流にある三段滝とともに三段峡を代表する滝です。上流にあるダムによって流水制限がかけられていますが、今日は大丈夫のようで、豪快な滝の流れを堪能することが出来ました。 　滝の映像

餅の木口から三ツ滝を往復するのに要した時間は１時間２０分でした。 　三段峡は豊富な水量と豪快な滝を楽しめるいい渓谷なのですが、ただ一つ残念なことは水がきたないことです。上流にダムがある為、きれいな水を期待することは不可能なのです。

姉妹滝(シマイタキ)		落差24m	評価7
この辺は深い峡谷が続いていました。 　姉妹滝は本流の紫木川に注ぐ支流の滝です。

赤滝(アカタキ)		落差10m	評価5
紅藻類のタンスイベニマダラによって岩盤が赤くなっていることから赤滝と呼ばれるそうです。

雌滝(メタキ)		落差44m	評価6
下三段峡のクライマックスである黒淵を過ぎて少し歩くと右側の崖に雌滝が見えました。

雄滝(オタキ)		落差30m	評価6
雌滝から少し歩くと雄滝が右側に見えます。正面口からここまでゆっくり景色を楽しみながら歩いてきこともあり、１時間ちょっとかかりましたが、ここで引き返します。

水梨口に車を停めて、コースガイドにある通り、まず二段滝を目指しました。 　二段滝へは歩いて行けないので、渡船で猿飛という垂直の壁の間を抜けて行きます。

二段滝(ニダンタキ)		落差15m	評価8
５分ほどで二段滝の滝つぼに到着しました。滝を見ての第一印象は大杉谷の堂倉滝に似ているなという点です。 　エメラルドグリーンの滝つぼ、船でしかいけない秘境感、豪快な水量など堂倉滝に匹敵する名瀑でしょう。

三段滝(サンダンタキ)		落差25m	評価8
二段滝から今度は三段滝を目指します。藤ヶ瀬で三段滝への近道を選んで向かうこと３０分ほどで三段滝の前に着きました。 　滝前は木々もなく大きな空間になっていることもあり、より雄大に見えます。 　滝の映像

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