雄渕の滝 (Obuchi no taki)

佐賀県佐賀市富士町大字上熊川
 雄渕の滝は佐賀市の山間にかかります。



撮影2025/10/8
 百名城に選定されている佐賀城(89番)に行ってきました。
 駐車場に車を停めると大きな銅像にびっくり。幕末期の第10代佐賀藩主、鍋島直正公の銅像です。
 鍋島直正公は佐賀藩の財政・教育・科学・軍事・医療改革などで目覚ましい成果を上げました。さらには薩長土肥の一つとして明治政府の中核を担い近代日本の礎を築いた人物として尊敬されています。
 佐賀は龍造寺氏の本拠地でしたが、1584年、島津・有馬連合軍に龍造寺隆信が敗れて戦死したことを契機に家臣の鍋島氏が実験を握りました。その後、1602年に幕府から正式に佐賀藩主として認められ、以後、明治維新まで続きます。
 1611年に佐賀城築城が完成、小倉城を参考に高さ38メートル層塔型4重5階の天守も造られました。しかしながら、1726年に天守以下本丸建造物の大半を焼失しています。以後、天守は再建されていません。
 現存する鯱の門・続櫓は1838年に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
 本丸御殿は 佐賀県立佐賀城本丸歴史館として木造復元(表のみ)されました。
 大広間は壮観です。
 藩主の居間「御座間」は現存建築で、内部は白壁で閑古素朴な造りでした。
 尚、鍋島直正公と記念写真を撮ることが出来ます。私も僭越ながら撮らせて頂きました。
 天守は復元に必要な詳細資料が現存していないため、現状では復元は困難としています。くれぐれも小倉城のような安直な復元はしないで欲しいですね。
 続いて雄淵雌淵へ向かいました。
 雄淵の滝は道路沿いなのですぐに見つかりましたが、残念ながら雌淵の滝は分かりません。
 何段にも渡って落ちる滝で右側に上部に行く道がありました。
雄渕の滝 (オブチノタキ) 落差60m 時間0分 評価7
 道路からは全体を見ることが出来ます。
 中段の滝では滑滝でした。
 最上段は迫力があります。白い壁を伝って落ちていました。
 滝の映像



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を、私的利用を目的とした複製等、著作権法その他法令で認められる範囲を超えて無断で複製、変更することは法律で禁じられております。