冷泉の滝(Reisen no taki)

長野県松本市安曇地図
 百名山の乗鞍岳は3000メートルを越える高峰ですが、バスで2700メールまで行けるので、3000メートル峰では最も行き易い山です。


撮影2015/9/5
 今回は行きは乗鞍観光センターから畳平までバスを利用し、帰りはマウンテンバイクでエコーラインを降りることにしました。その為、マウンテンバイクを輪行袋に入れてバスに乗り込みます。
 畳平は2700メートルの高度があり、車で行ける日本最高地点だそうです。
(7時40分)
 マウンテンバイクを畳平において出発します。
 乗鞍は火山なのであちこちに噴火口跡の池があります。
(8時15分)
 30分ほどで肩の小屋に着きました。ここまでは車道なので林道を歩いている感覚です。
(9時10分)
 肩の小屋から本格的な登山道になります。肩の小屋から標高2979メートルの蚕玉岳(コダマダケ)まで距離は500メートルぐらいですが、一気に200メートル以上を登ります。
 蚕玉岳山頂からは剣ヶ峰がすぐそこに見えます。
(9時30分)
 畳平から2時間弱で山頂に立つことが出来ました。
 山頂には乗鞍本宮の祠があり、何とお札を売っていました。
 一等三角点です。
 山頂からは360度の眺望を楽しむことが出来ます。
 御岳山はまだ噴煙をあげているようです。手前のスキー場はチャオ御岳です。
 南アルプの山々は頂に雲がかかっていました。
 槍ヶ岳など北アルプの山々も一望出来ます。
 山頂から権現池を見るとハートマークに見えました。はるか向こうには白山も見えます。
(10時30分)
 15分山頂で景色を楽しみ下山しました。肩の小屋で山菜そばを食べながら休憩します。
(11時30分)
 往復4時間弱の山頂登山でした。
 次はエコーラインをマウンテンバイクで降ります。間違って乗鞍スカイラインを降りると岐阜県へ行ってしまいます。
 これから降るエコーラインです。
 実は乗鞍は自転車ファンの間では人気コースで、私はバスで登りましたが、ほとんどの方は自力で登り更に強者は登山までしていました。
 大雪渓では9月というのにスキーをしていました。
 位ヶ原山荘を過ぎます。深田久弥氏は著書「日本百名山」で「位ヶ原まで登って、初めて真正面に、遮るもののない乗鞍岳それ自身に接する。ここからの眺めを、私は日本で最もすぐれた山岳風景の一つに数えている。」と絶賛したところです。
 冷泉小屋に到着しました。その名の通り近くに冷泉がある為、この名が付けられました。
冷泉の滝 (レイセンノタキ) 落差3m 評価3
 パッと見には普通の滝ですが、近づくと硫黄臭がして冷泉であることがわかります。試しに触れてみると確かに冷たかったです。
 滝の映像
 滝の左側には薬師様が祀られていました。
 ようやく三本滝レストハウスが見えてきました。
 三本滝レストハウスから上が一般車通行禁止となっています。
 山頂登山で疲れていた為、三本滝はパスして、帰りは善五郎の滝へ寄って帰りました。


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