中野神社不動の滝(Nakanojinjya no taki)

青森県黒石市大字南中野字家岸
 中野神社不動の滝は、その名のとおり中野神社の脇を静かに流れ落ちる小さな滝である。



撮影2025/7/29
 この日は、続百名城に選定されている浪岡城(103番)から旅を始めた。
 浪岡城は15世紀後半、北畠氏の流れをくむ浪岡北畠氏によって築かれた城である。
 しかし1578年、9代・北畠顕村の代に大浦為信の攻撃を受け、落城した。
 案内所で城の概要を教えていただき、散策コースへ。
 当日は猛暑日で、容赦ない日差しの中を歩くことになった。
 見学者は私ひとり。静けさの中、蝉の声だけが響いていた。
 橋を渡って北館へ入る。
 館跡の柱が林立し、往時の建物の規模を想像させた。
 西館は広々としており、芝生の管理も大変だろうと感じる。九戸城で見かけた自動芝刈り機はここでは見当たらなかったが、導入されているのだろうか。
 内館は通常の本丸にあたり、城主の居館があったと推定される場所だ。
 こちらも広く、風がよく通り抜けていった。
 浪岡城を後にし、黒石市の中野神社へ向かう。
中野神社不動の滝(ナカノジンジャフドウノタキ) 落差5m 時間5分 評価5/10
 木々の間を縫うように、不動の滝が優雅に流れ落ちている。
 神社周辺は紅葉の名所として知られ、秋には鮮やかな景色が広がるのだろう。
 滝の映像
 滝を眺めたあと、せっかくなので橋を渡って中野神社を参拝した。
 橋の上にも紅葉が覆いかぶさり、夏の緑が心地よい陰をつくっている。
 鳥居には茅の輪が取り付けられていた。夏越の祓で用いられるもので、八の字に三度くぐることで穢れを祓うという。
 「水無月の夏越しの祓する人は千歳の命のぶというなり」
 朱色が鮮やかな本殿が印象的だった。神社が赤いのは魔除け・防腐効果・神聖さの象徴からだが、ここでは紅葉の赤を意識しているのかもしれない。
※伊勢神宮(三重)、出雲大社(島根)のように白木を重んじる神社もある。白は清浄・純粋・神聖の象徴であり、木肌をそのまま活かすことで、荘厳で質素、神聖さを強調している。



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