大沢の滝(Oosawa no taki)

神奈川県愛甲郡愛川町半原
 あいかわ公園は宮ヶ瀬ダム建設時に整備された公園でダムへ行く途中に大沢の滝を見ることが出来ます。


撮影2023/5/3
 当日はゴールデンウィークということで駐車場はかなりの混雑ぶりでした。
 木々の間をダムに向かって緩い下り坂を歩いて行きます。
 15分ほど歩いていると新石小屋橋の向こうに巨大な宮ヶ瀬ダムが見えました。
 公園入口近くのパークセンターからダムまでロードトレイン「愛ちゃん号」が走っています。
大沢の滝(オオサワノタキ) 落差30m 評価5
 新石小屋橋からダムとは反対側を見ると大沢の滝が見えました。
 落差はありますが、支流ですので水量はありません。
 ダムの計画がもう少し下流にずれていたら水没していたでしょう。
 滝の映像
 宮ヶ瀬ダムは2000年竣工の重力式コンクリートダムで堤高は156メートル、日本で6番目に高いダムです。
 ダム天端に登るには無料のエレベーターか有料のインクラインを利用します。インクラインはダム建設に使われたものをそのまま観光用に転用したものですが、折角ですのでインクラインを使いました。
 インクラインと言えば百選滝のインクラの滝を連想してしまいます。
 宮ヶ瀬湖には遊覧船も運行されています。
 ダムから下を見下ろすと吸い込まれそうでした。
 帰りは公園の中を縫って駐車場まで戻り次の目的地である八丁の滝を目指します。
 宮ヶ瀬ダムの上流まで車で向かい新八丁橋まで来ました。
 新八丁橋から滝のある方向を眺めます。
 滝は旧八丁橋の下流にかかりますが、満水時には橋ごと湖面に沈んでしまう幻の滝です。
 滝には新八丁橋左岸の袂から入って行きます。
 河原まで降りました。
 上流を少し歩いて見ましたが、小さな滝が見えます。
八丁の滝(ハッチョウノタキ) 落差20m 評価-
 さて橋の下流へと向かい河原から上流を見ると左側にかなり水量のある流れが見えますが、道志導水路の放水口で滝ではありません。
 八丁の滝は真ん中の岩の右側にあるはずですが、滝つぼが土砂で完全に埋まっており、滝は跡形もありません。ダムは水を堰き止めると同時に土石も堰き止めるということが良くわかります。
 ここに落差20メートルの滝があったとはとても信じられませんでした。
 滝の映像


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