インクラの滝(Inkura no taki)

 06年の8月、この滝を訪ねたのですが、左の写真のような状態で、断念しました。
 国道36号線を社台牧場の辺りから、林道へ入ります。この林道を10キロほど走ったところに駐車場があるはずだったのですが、左の写真のように、後2キロのところで、木が倒れて林道をふさいでいました。この光景は結構こわいものがあります。もし、これが帰り道だったら、車で帰れなくなる訳ですから、ぞっとしました。駐車場までは、ここから2キロでしたが、この光景に完全に戦意喪失しました。この辺はヒグマもたくさんいるため、早々と退散しました。
 07年の8月、リベンジしてきました。八戸からフェリーで苫小牧に渡り、24時間後には、再び苫小牧から八戸へと渡る強行日程(翌日から海外へ行く為)です。インクラの滝は、現在、左の写真の通り、立入禁止ですが、覚悟を決めて、自己責任で行って来ました。当日、私が行った時も3組ほど訪れていましたが、皆さん、この看板と私の装備を見て、あっさりあきらめて帰っていきました。熊と落石ではやはりびびるでしょう。私の場合は一応、熊対策(熊鈴、熊避けスプレー)をしていますが、相手がヒグマでは、どうでしょうか。ひたすら熊に会わないように祈りながら歩いてきました。
白老町 撮影07/8 落差44m 評価9
 片道30分ですので、出来るだけ身軽な装備にして出発しました。
 装備は、トレッキングシューズ、ストック、帽子、GPS、地図、コンパス、高度計、熊対策(熊鈴、熊避けスプレー)、長袖シャツ、ウエストバッグ、ペットボトル、チョコレート1箱です。
 結論から言うと、GPS、地図、コンパスは必要ありませんでした。というか、最初の15分は熊笹を押し分けるように歩く(長袖シャツは絶対必要)のですが、赤いリボンが誘導してくれました。その後は、何となく踏み跡の濃い方を選んで歩くだけです。大きな石や岩を越えて道なき道を進んでいき、とにかく別々川を右にみながら歩くだけです。20分ぐらいで、左側が崖崩れで山肌があらわになった場所にでます。これが看板にあった危険箇所でしょうか。さらに5分ほど道なき道を進むと右側に高さ100メートルはあろうかという崖が見えてきます。だんだん滝への期待が高まったその時、前方にインクラの滝の上部が見えました。
 でも、良く見ると下の方に大きな岩が見えます。インターネットなどでインクラの滝の画像を確認してもこの岩は見当たりません。又、インターネットでは流れも大きく二条に分かれていましたが、私が見た滝は満遍なく流れ落ちていました。
 さらに5分ほどかけてこの大岩のところまで来ると、そこかしこに大きな岩や小さな岩がころがっており、しかも、滝の右側の岩など今にも落ちてきそうです。これが、この滝が立入禁止になっている理由のようです。
 でも、滝は見事でした。灰色の崖の間を茶色の地層が走り、右側には今にも崩れ落ちそうな壁、左側にも垂直の壁が続いています。水量も多く、滝前はシャワーのように水が舞っていました。
 滝の映像

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滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
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