蝙蝠の滝(Komori no taki)


大分県豊後大野市緒方町草深野
 蝙蝠の滝は豊後大野市の大野川にかかります。



撮影2025/10/17
 狭い道を行き止まりまで行くと展望台がありました。
蝙蝠の滝(コウモリノタキ) 落差10m 時間0分 評価5
 川幅一杯にかかるナイアガラタイプの滝です。
 遠望なのが残念ですが岩を裂いて荒々しく流れる滝が見えました。
 大野川には下流にかかる沈堕滝や支流にかかる原尻の滝などこのタイプの滝が他にもありますが、負けていません。
 滝の映像
 続いて百名城に選定されている岡城(95番)へ行ってきました。
 岡城は1185年に緒方惟義が源頼朝に追われた源義経を迎えるために築城したことが始まりです。
 南北朝時代に大友氏の支配下となりますが、文禄の役で大友宗麟の嫡子義統が敵前逃亡により改易となると中川秀成が入り、以後、代々中川氏が城主を務め明治維新を迎えました。
 入口には立派な岡城の石碑があります。
 坂道が始まるところにもありました。
 いい感じの石垣が見えます。
 算木積みのきれいな石垣も見えました。

※算木積み(さんぎづみ)
 石垣の角(隅部)に用いられる積み方の一種で、長方形の切石を交互に直角に組み合わせて積む技法です。まるで算木(そろばんの棒)を組んだように見えることからこの名がつきました。
 太鼓櫓を抜けると三の丸です。
 天守台が見えました。
 天守はなく代わりに御三階櫓が建てられましたが、明治維新の廃城令により全ての建物が破却されます。
 「荒城の月」作曲者の瀧廉太郎の銅像がありました。幼少期を竹田で過ごしており、この岡城にて曲のイメージを得たといわれているためでしょう。そう言えば、近くの国道502号戦を走っていたら荒城の月のメロディーが聞こえました。



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