駒止の滝(Komadome no taki)

栃木県那須郡那須町湯本地図
 人はもちろん、馬までもこの滝の華麗さに足を止めたことから、駒止の滝と名付けられました。
 駒止の滝は那須御用邸の敷地にありましたが、2011年5月に那須御用邸の約半分が那須平成の森として開放されたものです。


撮影2016/4/16
 日本百名山の那須岳に行ってきました。と言っても那須岳という山はなく、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳などの連山を指します。
 今回は最高峰の三本槍岳を目指します。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、毛糸帽子、ゴーグル、手袋、スキーウェア (上)、ゲイター、アイゼン(12本爪)、ピッケル
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×3、熱湯用水筒)
(7時10分)
 ロープウェー駅を過ぎて峠の茶屋の駐車場に車を停めて、7時10分に出発します。
 階段には少し雪が残っていました。
 登山指導所でしっかりと登山届を提出します。
 すぐに鳥居が現れました。
 毛糸の帽子が可愛らしいです。
 まだ所々に残雪があります。
 でもアイゼンをする必要はありません。すぐに雪がなくなりました。
(7時35分)
 25分ほどで峰の茶屋までの中間地点へ着きました。
 ここの雪渓越えは少し注意が必要です。
 峰の茶屋が見えてきました。
(8時00分)
 50分ほどで峰の茶屋に到着です。
 茶臼岳の山腹からは噴煙が上がっていました。
 今回は茶臼岳には登らず、最高峰の三本槍岳を目指しますので、峰の茶屋から右方向へ向かいます。この雪渓のトラバースが本日一番の難所です。本当はアイゼンをした方が安全ですが、そのまま歩いていきます。ここは上から落石もあるので注意が必要です。
 茶臼岳から朝日岳にかけては火山岩が散らばって草木も全くない荒涼たる岩場が続いています。
 崖脇を通る鎖場もあるので油断出来ません。
(8時45分)
 朝日岳の登り口にあたる朝日の肩に到着しましたが、まずは三本槍岳を目指します。
(9時00分)
 熊見曽根というピークに着きましたが、ここからは隠居倉経由で三斗小屋温泉へ行くことが出来ます。
(9時10分)
 10分ほどで1900メートル峰へ着きました。
 ここからは目的地の三本槍岳が良く見えます。
 1900メートル峰を降ると木道があり、今までの荒涼とした岩場から一転して木々が生い茂った平原となります。
(9時30分)
 清水平には休憩用の長椅子もありました。
(9時45分)
 北温泉分岐です。ここを行けば、駒止の滝へ行くことが出来ますが、結構な距離があります。
 雪が解けて完全な水たまり状態です。
 さらに雪があるところは木の枝が張り出してゆく手を阻み、物凄く歩きづらい登山道です。
 段々と三本槍岳が近づいてきました。
 遠くには橋が見えますが、甲子大橋でしょう。2014年7月に行った赤滝のスタート地点であり、阿武隈川の源流部で、どこかに赤滝がかかっているはずです。
(10時20分)
 スタートから3時間ちょっとで念願の三本槍岳の山頂に到着しました。
 名前からは鋭角的な山を想像してしまいますが、山頂の領地がはっきりしないため、会津藩、那須藩、黒羽藩の3藩が領地を確認するため定期的に集まって槍を立てた故事によるもので、実際にはなだらかな山容をしています。
 一等三角点の三倉山です。
 山頂からは南に朝日岳、茶臼岳、西に流石山、大倉山、三倉山、北には遠くに飯豊山、磐梯山、吾妻山が見渡せます。
(11時10分)
 山頂は風が吹いて寒いので、10分ほどで下山します。清水平には40分ほどで到着しました。
(11時35分)
 1900メートル峰への登り返しは結構きつかったです。ここからは先端が尖がった朝日岳が良く見えます。
 頂上には何人か登山者も見えました。
(12時00分)
 丁度12時に熊見曽根に到着しました。ここにはベンチもあるのですが、風が強いので岩陰に隠れて10分ほど昼食休憩しました。例によってカップヌードルを食べますが、今回はカレーヌードルではなく、セブンイレブンの担々麺にしました。
(12時15分)
 朝日の肩に到着です。ここから朝日岳山頂までは片道15分となります。
(12時30分)
 予定通り朝日岳山頂に到着しました。
 朝日岳山頂からは茶臼岳が良く見えます。
(12時40分)
 朝日岳山頂から朝日の肩に戻り、下山します。
(13時10分)
 峰の茶屋に着きましたが、まだまだ時間はたっぷりあります。1時間半ほどあれば茶臼岳往復も出来ますが、無理をせず下山することにします。茶臼岳には別の機会にロープウェーを使って登りたいと思います。、
(13時50分)
 無事、駐車場に到着です。全所要時間は6時間40分でした。
 この後は、車で北温泉の入り口にある駒止の滝を目指します。
 駒止の滝は北温泉の駐車場がそのまま観瀑台に直結しています。
 5年前のオープンですので、まだまだきれいです。
駒止の滝 (コマドメノタキ) 落差20m 評価7
 那須岳から流れる雪解け水による豪快な滝を見ることが出来ました。
 滝の映像


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