丈山苑の滝(Jyosenen no taki)

愛知県安城市和泉町中本郷
 丈山苑は安城市出身の石川丈山が京都の詩仙堂で晩年を凄したことを記念して、詩仙堂のイメージを生誕地に再現したものだそうです。


撮影2022/1/15
 近くの駐車場に車を停めて北門から入ります。
 石段を登った先に受付所があり、抹茶と茶菓子、栗ぜんざいが付いて700円の入場券を買いました。
南門近くの滝 (ミナミモンチカクノタキ) 落差2m 評価2
 望京橋から南側を見ると渓流の中に滝が見えます。
 一旦、門を出て南門近くの滝に行ってみましたが、左側の大きな石がアクセントになっており、段々と落ちる姿を見ていると時間を忘れてしまいました。
 再び、門を潜って回遊式池泉庭園の方に歩いていると鹿威しがあります。「ししおどしの音が響く静寂の世界がそこにはあった」が詩仙堂のコンセプトですので、こちらの施設にも導入したのでしょう。少し、京都らしい雰囲気が出てきました。
 回遊式池泉庭園の最深部に石川丈山の銅像があり、庭園内を俯瞰しているようです。
回遊式池泉庭園の滝 (カイユウシキチセンテイエンノタキ) 落差5m 評価2
 唐門庭園の方から流れる水が池に注ぎ滝になっていました。
 上流部には真冬ですけど赤い花が咲いています。
 詩仙閣という建物内に入ると唐様庭園の石庭が目につきます。
 額縁庭園も楽しむことが出来ました。
 唐様庭園の東側は京都の詩仙堂の雰囲気が良く出ています。
唐様庭園東側の滝 (カラヨウテイエンヒガシガワノタキ) 落差2m 評価2
 小さな滝もかかっていました。
 滝の映像
 急な梯子と階段を登ると展望台に出ます。さきほど見た石川丈山の銅像も見えました。
 詩仙堂の畳の部屋で抹茶と和菓子、栗ぜんざいのセットを頂きましたが、栗ぜんざいがユニークで美味しかったです。
 部屋には掛軸と生け花も置かれていました。
 時折、鹿威しの音が響く静寂の中を御庭を見ながらのんびりと抹茶を頂くことにします。
 すると、結婚の記念写真を撮りに新婚カップルが訪れていました。御庭の緑をバックに新郎の黒、新婦の白、そして笠の赤が実に素敵です。思わず写真を撮ってしまいました。


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