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不動滝(Fudo taki)
石川県白山市白峰 | ||
白山登山道の砂防新道の途中に見ることが出来ます。 |
不動滝(フドウダキ) | 落差70m | 評価8 | |
白山の万才谷雪渓に源を発する為、丁度、雪解け水が豪快に流れ落ちていました。 滝の映像 |
(7時10分) 中飯場から尾根道を目指して急坂を登っていると別当覗の案内がありました。 |
別当谷が崩れているのが良くわかります。火山の白山は脆い溶岩から造られてる為、至る所で崖崩れが発生しており、その為の砂防堰堤がたくさん作られています。 |
ところどころに木道もありました。 |
(7時45分) 甚之助避難小屋に着きました。 |
ここにはトイレや緊急時には宿泊することも出来ます。ここまで来るとトイレは水洗ではありません。 |
(8時15分) 南竜分岐に到着です。ここを右に行ってエコーラインから弥陀ヶ原へ出るコースと左へ行って黒ボコ岩へ出るコースがありますが、今回は最短の黒ボコ岩へ出るコースにしました。 |
急坂を登ると残雪がありました。 |
シャーベット状になっており、アイゼンを付ける必要はありません。ここが凍結するとアイゼンなしでは越えられないでしょう。 |
念の為、軽アイゼンを持参しましたが必要ありませんでした。5月下旬だとアイゼンなしでは登れないそうですが、今年は異常に雪が少ないようです。 |
雪解け水が滝になっていました。 |
あと少しで黒ボコ岩というところで湧水がありました。疲れていたので延命水を浴びるほど飲みました。清水寺の音羽の滝は3つすべて飲むと御利益がなくりますが、どうでしょうか。 |
(9時10分) ようやく黒ボコ岩へ着きました。 |
ここを右へ向かうと室堂で、左へ行けば観光新道です。 |
弥陀ヶ原へ到着です。ここからは白山最高地点の御前峰が良く見えます。 |
(9時50分) 別当出合から、ちょうど4時間で室堂へ着きました。 |
白山室堂ビジターセンターです。山小屋を予約している場合はここで手続きします。ここでは750名が宿泊出来るそうです。 |
(10時00分) 室堂で10分ほど休憩し、荷物をデポさせて頂いて御前峰を目指します。例年なら鳥居は雪で埋まっていますが、全く雪がありません。 |
山頂にとりつくところだけが雪に追われています。 |
大きな石がありました。 |
青石というそうです。 |
高天ヶ原まで来ました。山頂まであと少しです。御前峰は2702メートルあり、気圧が平地の4分の3と空気が薄く、結構しんどいです。 |
白山比盗_社奥宮に到着です。 |
(10時50分) 室堂から50分かかってようやく白山最高地点の御前峰に着きました。駐車場からは5時間20分もたっていました。 |
一等三角点は山頂標識の根元にありました。 |
麓は雲の下ですが、3千メートルクラスの北アルプス、御嶽、中央アルプスなどが頭だけ出していました。 |
山頂から北側のパノラマ写真です。左から大汝峰、剣ヶ峰が見えます。大汝峰と剣ヶ峰の間にある雪が融けると翠ヶ池、紺屋ヶ池などの池になります。 |
山頂から南側のパノラマ写真です。別山が遠くに見え、手前には室堂が眼下に見下ろせます。 |
(11時35分) 山頂には11時10分までいましたが、おなかもすいてきましたので、荷物をデポしていた室堂まで戻ります。 |
今回は奮発して日清の「カップヌードル リッチ 贅沢だしスッポンスープ味」にしました。山専ボトルでも十分熱いですが、念の為、バーナーも持参しました。でもよく考えてみたら、気圧が平地の4分の3くらいしかなく、沸点が92度ぐらいですので、山専ボトルで十分でした。 |
最初の計画は登りは砂防新道を使い、下山は観光新道のつもりでしたが、白山室堂ビジターセンターに貼ってあった地図を見ると、観光新道が下り3時間に対し、砂防新道は2時30分と書かれていました。30分も違うのであれば、予定変更して砂防新道で帰ることにしました。 12時30分に室堂を出発します。 |
(12時45分) 黒ボコ岩には12時45分に着きました。 |
(13時10分) 南竜分岐は13時10分に到着です。 |
(14時20分) 中飯場には14時20分到着です。 |
来た時は不動滝がきれいに見えましたが、完全に霧の中です。 |
下山路は迂回路を使います。 |
(14時50分) 帰りは室堂から2時間20分で戻ることが出来ました。 |
(14時55分) 駐車場に戻り、この後は国道157号線にほど近い白峰温泉総湯に浸かって帰りました。 |
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