音羽の滝(Otowa no taki)

京都府京都市東山区清水1丁目 撮影11/12
 秋の清水寺に行ってきました。紅葉時には少し遅かったですが、それでも素晴らしい紅葉が迎えてくれました。
 東山の付近は清水寺の他にもねね殿を弔う高台寺や坂本竜馬のお墓などもあります。さらに祇園方面まで歩けば、俵屋宗達の風神雷神図屏風で有名な建仁寺もあります。
 本堂周辺の紅葉は、木々の上の方が枯れていましたが、まだまだいけそうです。
 本堂を過ぎてさらに行くと、音羽の滝があります。
 延鎮上人が「木津川の北流に清泉を求めてゆけ」との霊夢をうけ、松は緑に、白雲が帯のようにたなびく音羽山麓の滝のほとりにたどり着き、草庵をむすんだのが清水寺のおこりですから、音羽の滝はいわばご神体のような存在です。
音羽の滝(オトワノタキ) 落差3m 評価3
 上から見た音羽の滝です。昔、修学旅行で来た時は、向かって右から健康、学業、縁結びにご利益があると聞きましたが、実際は健康、美容、出世だそうです。欲張って3つ全部飲んでしまうと効き目がなくなります。
 平安京の前から枯れることなく湧いている音羽の滝です。きっと凄いご利益があることでしょう。
 「松風や音羽の滝の清水を むすぶ心は涼しかるらん」
 清水寺から三年坂、二年坂を下って高台寺まで行くことにしました。
 途中には竹久夢二が恋人の彦乃と過ごした家がありました。
 清水寺よりも低い位置にある高台寺の紅葉はちょうど見頃でした。
 わざわざ京都まで来た価値がありました。


日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。