由志園の滝（Yushien no taki）

島根県松江市八束町波入
由志園は初代園主である門脇栄が大根島の観光開発を目的に１９７５年４月に開園した池泉回遊式庭園で、敷地面積４万平方メートル（１万２千坪）に、寒牡丹庭園、牡丹庭園、枯山水庭園、白砂青松庭、溶岩庭園、奥出雲の渓谷などを配しています。

撮影2024/9/11
園内に入ると池、石、木々が迎えてくれました。

雄滝（オタキ）		落差5m	評価4
奥を注視すると滝が見えます。
するとあっという間に霧が出てきました。その名も八雲の庭園です。いきなりのサプライズ、幻想的な景観に驚きました。

木戸をくぐって庭園内へと入ります。

雌滝（メタキ）		落差3m	評価1
せせらぎを辿っていくと小さな滝がありました。

牡丹の館では一年中満開の牡丹を鑑賞できます。

溶岩を使った滝もありました。精巧な滝石組に感心しましたが、バックの壁がむき出しなのが残念です。借景も工夫したらもっと良い庭になるかもしれません。

竜渓滝（リュウケイタキ）		落差5m	評価4
奥出雲の渓谷と名付けられた渓流を遡っていくと庭園の主瀑とも言える竜渓滝が見えました。 　滝の真ん中には細長い石が配されていますが、名前から考えるに鯉が滝登りをして竜にならんとしている姿を表しているのでしょう。 　滝の映像

こちらは白砂青松庭と名付けられた日本の海岸風景を表した枯山水ですが、奥行きがあり心が落ち着きます。しばらく庭を観ながら休憩しました。

最後は豪快な溶岩庭園です。

額縁庭園も見事でした。 　松江の日本庭園では足立美術館ばかりが注目されますが、由志園も負けていないでしょう。

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