夕霧ノ滝 (Yugiri no taki)

長崎県平戸市田平町古梶免
 夕霧ノ滝は平戸市と佐世保市の境にかかります。



撮影2025/10/9
 百名城に選定されている平戸城(90番)へ行ってきました。
 狸櫓とともに現存する北虎口門をくぐって城内にはいります。
 平戸城は松浦氏によって1599年に築城開始されますが、完成真近の1613年に火災により焼失しました。
 城は再建されず藩庁は平戸港を挟んだ北側に置かれます。
 その後、5代藩主松浦棟によって1704年に着工され、1707年に完成、天守はなく、二の丸に建てた3重3階の乾櫓が代用されました。
 明治維新により、現存する狸櫓と北虎口門を除き全て解体されます。
 現在の天守は1962年に建てられた観光用の模擬天守で、見奏櫓、乾櫓、地蔵坂櫓、懐柔櫓も再建されました。
 模擬天守からは見奏櫓、懐柔櫓と相撲場が見えます。
 黒子島も見えました。丸く見えますが、実は細長い島です。
 二の丸には亀岡神社が祀られていました。
 江戸時代に代用天守とされた三重三階の乾櫓は絵図はあるものの図面が残っていないことから鉄筋コンクリートで外観のみ模擬的に再建されましたが、何と喫茶店になっています。
 模擬天守よりも歴史の裏付けのあるこちらの三重櫓をより重視すべきだと思いますが、三重三階の乾櫓だけでは観光客は呼べないとみたのでしょう。文化財的価値より観光的意義を重視したようです。
 続いて夕霧ノ滝へ行きました。
 車を停めて歩いて行くと廃屋があります。
夕霧ノ滝 (ユウギリノタキ) 落差7m 時間5分 評価6
 5分ほどで直瀑が見えました。
 裏見できるのが特徴です。
 比較的水量が多いので大迫力でした。
 滝の映像



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