竜門の滝(Ryumon no taki)

奈良県吉野郡吉野町山口
 吉野町の竜門岳にかかる滝です。山口神社の左脇の道を行けるところまで行ったところにあります。但し、滝があるところは車の向きを変える場所もないので、途中から歩いて行った方が無難です。


撮影2013/2/23
 滝の前にはヤマトの水「竜門の滝」の案内がありました。
 ここから雪景色となった階段を降りると滝前へ行くことが出来ます。
竜門の滝(リュウモンノタキ) 落差15m 評価6
 二段の滝ですが、一段目から二段目にかけて噴水状になったヒョングリ滝でした。
 滝の映像


撮影2021/1/9
 前回来た時は竜門の滝だけ見て帰っているので、今回は奥の滝と三百名山の竜王岳を登ります。
携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、毛糸帽子、手袋、冬山用ジャケット、セーター、レインウェア、チェーンアイゼン
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(お雑煮×1、チョコレート×3、ペットボトル×2)、熱湯用水筒、バーナー
(12時50分)
 バイオトイレのところに車を停めて、少し遅めの12時50分に出発しました。路面は薄っすらと雪が積もっています。
 ハンモックが掛けられた広場がありました。吉野町が設置しているセラピープログラムだそうです。
 前回来た時は滝の上まで車で行ってしまいましたが、今回は下から歩いているので、この分岐は初めてです。
 最初に竜門の滝へ行く為、沢へと行く道を進みました。
(13時00分)
 雪まじりの沢沿いの道を歩いていると10分ほどで竜門の滝の前衛滝が見えました。
竜門の滝(リュウモンノタキ) 落差15m 評価6
 竜門の滝は、下段も含めると結構、雄大な滝です。
 左岸から二段目の滝の滝つぼへ進みました。
 真冬ですので水量は少し少ないようです。
 滝の左側には松尾芭蕉が詠んだ「竜門の 花や上戸の 土産 (つと) にせん」、「酒飲みに 語らんかかる 滝の花」の句碑がありました。
 滝前から階段を登って竜門岳登山道へと復帰します。
 前回、車を停めたところに到着しました。
 龍門寺塔跡です。龍門寺は奈良時代創建の古刹ですが、応仁の乱以降、衰退し、今は跡が残るのみです。
 ここの分岐は左側へと進みます。
 ここを左に行くと竜門岳、右へ行くと奥の滝へと行くことが出来ますが、まずは竜王岳を登ることにしました。
(13時20分)
 林道が終わりここから登山道になります。
 相当寒く、水たまりも凍っていました。
 雪が少し積もっていますが、この辺は登山靴でも大丈夫です。
 堰堤も半分凍っていました。
 竜門岳まで750メートルの案内ですが、ここから標高差300メートルを一気に登る厳しい道が始まります。。
 雪も多くなりますが、登りはアイゼンなしでも大丈夫でした。
 西尾根の分岐に着いたので、山頂までは残りわずかです。
(14時35分)
 竜門岳山頂904メートルに登山口から標準時間通りの1時間45分で着きました。
 一等三角点「竜門岳」です。
 山頂には祠がありました。
 物凄く寒いので温度計を確認したら、何とマイナス14度でした。寒いわけです。
(15時25分)
 余りの寒さに山頂では水だけ飲んで早々と下山することにしました。
 登りはノーアイゼンで来ましたが、帰りはチェーンスパイクを付けて、雪道を一直線に下山します。
 日没まで時間がなくなってきましたが、奥の滝を見に行くことにしました。
奥の滝(オクノタキ) 落差15m 評価6
 最上段の滝は半分ほど凍っています。
 滝は下へと続いていますので、右岸側を慎重に降りて行くと、中段の滝が見えました。こちらも凍っています。
 更に下へと降りて行くと滝はまだ続いていました。
 一番下の滝の落ち口が見えます。
 かなりの落差がありそうですが、ちょっと大変そうだったので、ここで諦めることしました。
 滝の映像
 久米仙人窟の石碑がありました。久米仙人は竜王岳に住み葛城山との間を日課として飛んでいたそうですが、洗濯している女性の太ももに見とれて法力を失い墜落してしまったそうです。その後、その女性と結婚し普通の人として暮らしていましたが、聖武天皇の遷都の時に法力を取り戻し遷都に使う材木を空中を飛ばして移動させてしまったそうです。その功績が認められ、聖武天皇から褒美を賜り、創建したのが久米寺だそうです。
 徒然草第八段に「世の人の心惑はす事、色欲には如かず」として、久米仙人のことが語られていますので、当時は誰でも知っている話だったようです。
(16時00分)
 竜王岳登山に要した時間は3時間10分ほどでした。


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