焼山滝（Yakiyama taki）

長野県上田市武石上本入		総合評価6
美ヶ原高原の北側の麓、武石巣栗キャンプ場の近くの巣栗渓谷には伝説が伝わるお仙が淵、さらに少し進んだ焼山沢の上流には焼山滝があります。

キャンプ場近くの階段を降りて、お仙が淵へ行きます。

反対岸へ渡る橋が落ちていました。

遊歩道はかなり荒れていますが、何とか滝見台へ行くことが出来ました。

昔、武石の村にお仙、庄兵衛、金次郎の姉弟がやってきて住みついたところ、毎晩のようにうさぎやにわとりが盗まれるようになった。盗まれた後には蛇のうろこが落ちていた。調べたところ姉弟は大蛇の化身であることがわかったが、たたりを恐れて神様として祀ることにしたら、盗まれなくなったというものです。 　何年か後のかんばつではお仙が淵で雨乞いをしたところ、大雨が降り、以後、お仙が淵を雨乞いの神様となったそうです。

お仙が淵（オセンガブチ) 落差3m 評価4 　村にご利益をもたらした神様のはずですが、すぐ上流にある人工物が残念です。 　滝の映像

焼山滝の入り口には物凄く丁寧な案内書きがありました。

熊注意の看板もあります。

沢沿いの道から焼山滝を目指します。

１時間弱でトガの親木の案内板がありました。樹齢４００年、樹高１８メートル、樹まわり３．８メールの堂々とした大木でした。

雌滝（メタキ) 落差10m 評価6 　トガの木から戻って焼山滝を目指すとすぐに滝前へ到着しました。 　左に雄滝、右前方に雌滝がいきなり飛び込んできました。 　雌滝は水量が少なくいかにも女性的な滝です。

雄滝（オタキ) 落差20m 評価6 　雄滝は水量豊富で名前通り豪快な滝でした。 　滝の映像

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