県道178号線をそのまま進むと冬季閉鎖のビーナスラインと合流しますが、山本小屋ふる里館までは車で行くことが出来、ここが日本百名山の美ヶ原散策の起点となります。尚、山本小屋ふる里館もビーナスラインが開通するまで閉館です。 |
(携行装備)
・登山靴、ダブルストック、毛糸帽子、手袋、スキーウェア (上)、ゲイター、アイゼン(12本爪)、ワカン ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
・食料(カップヌードル×1、キャラメル×1、チョコレート×2、ペットボトル×2、熱湯用水筒) |
(10時40分)
美ヶ原は山本小屋ふる里館が標高1941メートルで美ヶ原最高地点の王ヶ頭でも2034メートルですから、標高差は100メートルしかなく、スノーシューのハイキングコースとなっています。
私もスノーシューを履こうと思ったのですが、今回はワカンを履いて、王ヶ鼻まで行くことにしました。 |
(10時50分)
10時半に出発して、すぐに美ヶ原高原ホテル山本小屋に到着です。こちらの山小屋には美ヶ原唯一の温泉があります。 |
(11時10分)
美ヶ原高原ホテル山本小屋から雪が深くなったので、ワカンを付けることにしましたが、取り付けるのに10分もかかってしまい、やっと美ヶ原のシンボル「美しの塔」に到着です。 |
(11時23分)
昔、牛馬に塩を与えた平らな石が塩くれ場です。 |
真っ平なので目的地の一つである王ヶ頭ホテルは常に見えていますが、なかなか近づきません。 |
(11時57分)
八ヶ岳中信高原国定公園の立派な案内板です。ここまで来れば王ヶ頭ホテルはすぐそこです。 |
(12時05分)
王ヶ頭ホテルへ到着です。こちらで1時間ほど休憩しましたが、食堂もやっており、おでんを食べました。 |
(13時02分)
ここまでワカンをしてきましたが、圧雪されていて全く意味がないので、アイゼンに履き替え、ホテルのすぐ裏にある王ヶ頭へ行きました。 |
三等三角点はほとんど雪に埋もれていました。 |
41座の百名山を見ることが出来ると言われる王ヶ頭ですが、西側は霧で全く展望がなく、東側の山々を眺望します。 |
(13時23分)
続いて王ヶ鼻を目指して坂道を降りると武石峠と王ヶ鼻との分岐に到着しました。 |
この分岐を左に曲がり、再び緩い登り坂を進めば王ヶ鼻です。 |
(13時28分)
1時間休憩したとはいえ、3時間近くかかってやっと目的地の王ヶ鼻へ着きました。 |
石仏群がありました。 |
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本当はここから北アルプスが一望できるのですが、ガスっていて全く眺望が望めません。東側は晴れているのに不思議です。 |
(13時45分)
15分ほどいましたが、北アルプスは全く見えず、諦めて王ヶ頭方面へと戻ります。 |
(14時15分)
王ヶ頭ホテルへ到着です。帰りは寄らずに帰路を急ぎます。 |
時々、王ヶ頭ホテルの雪上車が通るので、キャタピラの跡が付いて、却って歩きづらくなっています。 |
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真っ白な平原は本当に単調です。 |
(14時54分)
真っ白な平原で灯台のように目印となる美しの塔です。 |
(15時15分)
帰りは1時間半とほぼ標準タイムで戻ることが出来ました。 |