柿其渓谷の滝(Kakizorekeikoku no taki)


長野県木曽郡南木曽町読書 総合評価8
 南木曽町の柿其渓谷は百選で有名な田立の滝の近くにある渓谷ですが、その存在はほとんど知られていません。ただ入り口の牛ヶ滝は駐車場も整備されており、結構、お客さんがくるようです。
 でもこの渓谷の魅力は閉じられた林道の奥にこそあります。


撮影2007/9/23
 沢沿いの駐車場に車を停めて、すぐの吊橋を渡り、柿其川を左に見ながら遊歩道を歩きます。今までいろいろな渓谷を見てきましたが、これほど綺麗なエメラルドグリーンはなかなかないでしょう。
  山梨県の七つ釜五段の滝も綺麗でしたが、それに勝るとも劣らない見事さです。川の水が青く見えるのには、川底が白い岩であることと何よりも川の水が澄んでいないとだめです。柿其川の上流には集落もありませんし、渓谷沿いの林道は自動車の通行も禁止されていて、渓谷の青さを守っています。
牛ヶ滝(ウシガタキ)地図 落差30m 評価8
  駐車場から10分ほど歩くと急な階段になります。ここを登りきると眼下に牛ヶ滝を見ることが出来ます。


撮影2013/6/1
(8時10分)
 今回は柿其渓谷の最深部にある銚子の滝を目指します。牛ヶ滝へ行かずに林道でゲートのところまで行きます。
 ここに車を停めて、後はマウンテンバイクを使います。というのも、最深部の銚子ヶ滝まではおよそ9キロの道のりなので、片道4時間、往復では8時間もかかってしまう為、行きは大変ですが、帰りを楽しようという作戦です。
ねじだる(ネジダル)地図 落差15m 評価5
(8時20分)
 ゲートから10分ほどで「ねじだる」の案内板が見えました。林道から滝を見下ろすことが出来ます。案内板には滝下まで15分とありましたが、ここは先を急ぐことにしました。
霧ヶ滝(キリガタキ)地図 落差18m 評価7
(8時30分)
 ねじだるから10分ほどで霧ヶ滝の案内板がありました。階段を降りて展望台まで行くと豪快な滝をみることが出来ます。本流にかかる豪快な滝です。
虹の滝(ニジノタキ)地図 落差15m 評価5
(8時38分)
 霧ヶ滝から8分ほどで渓谷の左岸支流から落ちる虹の滝が見えました。その名の通り、晴れた日には虹がかかりそうな滝です。
箱淵の滝(ハコブチノタキ)地図 落差30m 評価4
(8時40分)
 虹の滝のすぐ先には箱淵が見えました。エメラルドグリーンのきれいな淵で、ここには左岸から水量は少ないですが、落差のある滝がかかります。
大垂(オオダル)地図 落差-m 評価3
(8時50分)
 ゲートから40分で大垂に着きました。橋の上から見下ろすと狭くなった渓谷を一気に水が流れ落ちて行きます。
雷滝(カミナリタキ)地図 落差5m 評価5
(9時00分)
 大垂から10分で雷滝の案内板です。案内に従って沢まで降りると、右に左にと流れが翻弄されるかのように変化のある渓流を楽しむことが出来ました。
(9時20分)
 忠兵衛と書かれた案内板のところに橋があったので、橋の上から渓谷の写真を撮ってみました。
(9時40分)
 北沢橋からはきれいな二段の無名滝が見えました。
(10時00分)
 林道の本流が大きく左のヘアピンカーブとなるところに分岐地図が現れました。右側の道をまっすぐ行くと銚子滝へ行くことが出来ます。ここまでは林道の傾斜もゆるやかで道路も未舗装とはいえ問題もなく快調に走ることが出来たのですが、この支道へ入ってからはさんざんでした。
 ところどころに崖崩れがあり、自転車で走れる道ではなくなっています。仕方なく自転車を放棄して歩いて行くことにしました。
 雨になれば川になってしまうであろう大きな石がごろごろした道を慎重に歩いていると、その内に全面的に崖崩れの道になってしまいしまた。最早崩れていないほうが少なくなってきました。
(11時15分)
 分岐から1時間以上、悪戦苦闘して、本当に滝があるのか心配になった頃、銚子滝の上部が見えました。これで一気に元気になり、最後の一踏ん張りです。
 とはいっても道はご覧の通りの全面崖崩れ状態です。現在進行形で崩れているので、本当に危険です。
(11時20分)
 滝の前まで着ましたが、ここから滝つぼまでは全く道がありません。仕方なく崖崩れになっているところを慎重に降りました。
銚子滝(チョウシタキ)地図 落差25m 評価8
(11時30分)
 ゲートから3時間20分、やっと滝つぼまで来ることが出来ました。予定の4時間より早く到着出来たのは、分岐まで自転車に乗って時間を稼いだからかもしれません。
 きれいな直瀑です。誰にも知られずにこんな山奥でひっそりと落ちています。
 様々な角度から写真を撮って大満足でした。

 銚子滝までの林道は既に人が通る道ではありません。至るところに崖崩れがあって大変危険です。決して真似しないようにして下さい。私のホームページを参考に行かれた場合も一切の責任を負いません。
(13時30分)
 12時15分まで写真を撮ったり、昼食を食べたりして帰りました。自転車の所まで25分かかり、そこからは林道分岐まで20分、分岐からゲートまではからは30分で帰ることが出来ました。やはり自転車は楽です。
 心配した熊や蛭にも会わずトラブルもなく無事帰ってくることが出来ました。一応、熊対策として熊スプレー、音楽プレーヤー、蛭対策として蛭ヨケスプレーを持って行きましたが、使わなくて良かったです。
 
(13時50分)
 続いて一般観光客にまぎれて牛ヶ滝を見に行きました。
  落石の為、遊歩道は立入禁止になっており、山側の道からのアプローチになります。
牛ヶ滝(ウシガタキ)地図 落差30m 評価8
(14時00分)
 今まで見てきた銚子滝や霧ヶ滝もすべてこの滝に集約されるかと思うと感動もひとしおです。
 滝の映像


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