長尾滝(Nagao taki)


三重県いなべ市大安町石榑南 総合評価8
 宇賀渓には大小さまざまな滝が点在し、主な6つの滝には、御所滝、白滝、魚止滝、燕滝、五階滝、長尾滝と名付けられています。


撮影2008/4/19
 桑名市から国道421号線を西へ向かって進むと、歓迎宇賀渓のゲートがあり、ここを潜ると1日500円の有料駐車場があります。私は手前の国道沿いの駐車場に車を停めました。
 
 私が目指したのは長尾滝ですが、川沿いの道と山沿いの道があります。事前に調べた情報では川沿いの道は飛び石やロープ、梯子等により、沢登り装備でなくても大丈夫とあった為、普通の登山装備で出かけたのですが、実際は膝上まで濡れるのを覚悟しないといけない行程でした。でも、苦労した分、燕滝や五階滝の下部を見ることが出来、変化にとんだ渓谷美を楽しめました。
御所滝(ゴショダキ) 落差13m 評価6
 入り口から10分ほど行くと左の支流にかかる御所滝を見ることが出来ます。二段の滝で手軽な割にいい滝でした。
 入り口から30分ほど舗装された林道を歩くと、白滝橋に着きます。
白滝(シラタキ) 落差8m 評価4
 白滝橋の上から上流を見ると、少し遠望なのが残念ですが、白滝が見えました。
魚止滝(ウオドメダキ) 落差7m 評価5
 白滝橋から本格的な登山道になり、橋から5分で魚止滝に着きます。
 手前の渓流の流れと奥の滝とが、美しい流れをつくっていました。
燕滝(ツバメダキ) 落差10m 評価7
 燕滝を見たくて川沿いコースを行ったのですが、沢登りとは知らずに普通の登山装備で来ていた為、思っていた以上に大変な道のりになってしまいました。川を何度も渡りますが、深さ50センチぐらいのところもあったり、急流に足をとられたりと大変苦労しました。沢登装備なら、なんてこともないのですが、濡れたくないという意識があると駄目です。最後はあきらめて、膝上まで水に入って進みました。結局、魚止滝から燕滝までは、1時間もかかってしまいました。
 五階滝からの沢と本流とが合流する地点に燕滝がかかります。狭くなった所を大量の水が流れ落ちるので、落差以上の迫力を感じました。
 滝の映像
五階滝(ゴカイダキ) 落差30m 評価7
 燕滝の向かって右側にかかるのが、五階滝の最下段です。
 上部は山沿いコースで見ることが出来ます。実は、この滝を撮ろうと沢の中を歩いていたら、誤ってデシカメを水の中に落としてしまいました。
 カメラは何とか拾うことが出来たのですが、ここからの撮影は携帯電話のカメラです。ほとんどがピンボケ写真なのが残念です。
長尾滝(ナガオダキ) 落差30m 評価7
 燕滝の左岸を高巻いてからも、沢登りが続きます。登山靴のまま、膝上まで水につかって歩いていると、やがて山沿いコースと合流しました。結局、昼食休憩も含めて、入り口から長尾滝まで2時間半もかかってしまいました。帰りは山沿いコースをおりたのですが、危ないところもなく、70分で入り口まで帰ることが出来、拍子抜けしました。
 上段が斜瀑、後段で一気に水がかけおり、前日の雨の影響もあり、水量も多く、あたり一面に水しぶきが上がっていました。デジカメ水没の影響もあって、いい写真が撮れなかったのが、心残りです。


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