上野原市の滝（Uenoharashi no taki）

最初に行った王見の滝は合併前の秋山村にある滝です。塗料がはがれてほとんど読めなくなった立派な案内板がありました。「人と自然が共生できる豊かな村、いい出会い、いい暮らし　あきやまむら」と書かれています。

王見の滝(オウミノタキ) 落差5m 評価4 　県道３５号線から林道にはいってしばらく走ると左側の沢に小さな滝が見えました。路肩に車を停めて滝つぼまで行ってみました。 　残念ながら水量は乏しいですが、水がきれいです。きれいな水の特徴であるコバルトグリーンの滝つぼが特徴的な滝でした。 　滝の映像

上野原市街を通り抜けて、レイク相模カントリークラブの方へ向かいます。ゆずりはらはしと書かれた橋があります。滝のこの橋の上から見下ろすことになります。 　ゆすりはらは村だった頃、長寿村として有名でしたが、上野原市と合併したことで、病院や老人ホーム、過度の福祉、薬漬け、自動車の発達、食事の欧米化等で、逆に長寿村ではなくなってしまったそうです。皮肉なものです。

向風の滝(ムカゼノタキ) 落差10m 評価3 　橋の上からは木々の間に滝が少し見える程度でした。物凄く深い谷で、付近には下に降りる道もなさそうでした。

向風の滝を過ぎてさらに奥地へ向かいます。県道１８号線を離れ、地道へ入ってしばらく走ると不動の滝の案内がありました。近くにの路肩に車を停めてアルミの階段を降りていきます。

ほどなく、東屋が見えました。

不動の滝(フドウノタキ) 落差10m 評価6 　直瀑の滝の前にアクセントのように控える前衛滝がなかなかいい味を出しています。秘境感たっぷりのいい滝でした。 　滝の映像

最後に向かったのが、白馬不動の滝です。旧甲州街道を進むと、甲州街道史跡案内図がありました。白馬不動尊が記載されており、ここに滝があります。

白馬不動尊入り口の赤い鳥居が見えました。近くの路肩に車を停めて歩いていきます。

歩くこと１０分ほどでお堂が見えました。これが白馬不動尊のようです。このお堂の左側に滝があります。

白馬不動の滝(ハクバフドウノタキ) 落差10m 評価2 　私が行った時はほとんど水が流れていませんでした。壁面を眺めていると所々に陰影があり、何かの文字が浮かび上がってくるような気がしました。滝のもつ霊気を感じた為、早々と退散しました。 　滝の映像

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