姥ヶ滝(Ubagataki)

石川県白山市中宮 総合評価9
 白山スーパー林道の石川県側にはたくさんの滝がかかっており、林道から手軽に見ることが出来ます。

撮影2006/7/8
 岐阜県から白山スーパー林道に入ると最初に見ることが出来るのがふくべ大滝です。
ふくべ大滝(フクベオオタキ)地図 落差86m 評価8
 蛇谷の一番奥、最も岐阜県寄りにある滝です。落差も86メートルと蛇谷随一を誇ります。林道のすぐ横にかかります。
 水法の滝は、蛇谷2号トンネルの手前の沢にかかります。
水法の滝(ミズノリノタキ)地図 落差30m 評価6
 トンネルの上部にかかりますが、車を停めて見る場所もなく、見逃しそうです。林道の下にも滝があるので、本当はもっと落差のある滝だったようです。
 姥ヶ滝は日本の滝百選にも選ばれており、白山スーパー林道の駐車場から10分ほどかけて沢を降りれば滝つぼから見ることが出来ます。
姥ヶ滝(ウバガタキ)地図 落差76m 評価9
林道から見た姥ヶ滝 姥ヶ滝は白山スーパー林道からも見ることが出来ます。
滝つぼから見た姥ヶ滝 茶色の岩肌をゆっくりと水が流れ落ちる姿が、老婆が白髪を振りかざした姿に似ていることから名付けられました。
親谷の湯 滝下には露天風呂の親谷の湯があります。
 私も入ってきましたが、物凄く熱い湯です。でも、温泉につかりながらの滝見は格別でした。
 滝の映像
 かもしか滝は、このあたりにかもしかの生息数が多いことから、名づけられたそうです。
かもしか滝(カモシカタキ)地図 落差30m 評価7
 滝が5段になっていることから、五色の滝、五重の滝とも呼ばれます。対岸にかかっている為、迫力は伝わりにくいですが、様相の異なる五段の滝がなかなか見事です。
 岩底の滝は、滝の上部に深い釜があることから、名づけられました。
岩底の滝(カマソコノタキ)地図 落差15m 評価7
 水量が豊富で、凄い迫力です。
 釜底淵の上の大ケヤキは良くわかりませんでした。
 赤石の谷は金を掘ったところだそうです。
赤石の滝(アカチノタキ)地図 落差30m 評価5
 赤い岩盤を扇形に滑り落ちます。私が行った時は水量が少なく迫力不足でしたが、増水すると三味線の糸のように水流が3本に分かれることから、別名「三味線の滝」とも呼ばれるそうです。
 しりたか滝は、しりたか山を源流とする滝です。
しりたか滝(シリタカタキ)地図 落差38m 評価7
 石川県側から林道に入って最初に見える滝です。対岸にかかっているので、迫力は伝わりにくいですが、落差もあってなかなかの滝です。


撮影2021/8/29
 今回は三百名山の三方岩岳を登ることにしました。
 白山白川郷ホワイトロード沿に登山口があります。登山口の標高は1459メートル、山頂は1736メートルですので、標高差は300メートルもありません。山頂までの標準時間は50分ほどです。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト、熊よけ鈴、熊よけスプレー
 ・食料(パン×1、牛乳×1、柿の種とピーナッツ・アーモンド、冷凍ペットボトル×1、ペットボトル×2) 
(7時45分)
 登山口を7時45分に出発しました。
 最初はセメントで固められた階段を登ります。
 沿道には小さな花がいくつも咲いていました。
 ほとんどは白い花です。
 中にはピンクの花もありました。
(8時00分)
 15分ほどでとがの木台登山口からの道と合流したので、ここを左へと向かいます。
 尾根道も木々が茂って日よけになりそれほど暑くありません。
 三方岩岳が見えました。
 森林限界を越えたのかハイマツ林になります。
(8時30分)
 45分で山頂標識に到着しました。.
 白山が良く見えます。雪はほとんどありません。
 
 こちらは西側のパノラマ写真で白山がメインになります。
 
 こちらは東側のパノラマで人形山、金剛堂山、さらに遠くには槍ヶ岳も見えました。
(8時50分)
 山頂で早めの昼食をパンと牛乳でとります。
 20分ほど山頂でのんびりしていましたが、実は山頂標識のあるところは山頂ではなく、山頂は歩いて10分ほどの所にあります。
(9時00分)
 こちらが本当の山頂です。
(10時15分)
 三方岩岳をじっくり堪能し10時15分に登山口に戻りました。
 せっかくですので林道沿いの滝を見ることにします。最初はふくべ大滝です。
ふくべ大滝(フクベオオタキ)地図 落差86m 評価8
 久しぶりに見たふくべ大滝はびっくりするほど大きな滝に感じました。最近は滝らしい滝をあまり見ていないからかもしれません。
 滝の映像
 続いて100選の姥ヶ滝へと向かいます。こちらは林道から見た姥ヶ滝です。
 親谷の湯の鳥居なような入り口をくぐって沢へと降りました。
 登り返しは三方岩岳登山よりもしんどいかもしれません。
 ここから350メートルほど沢沿いの遊歩道を歩きます。
 親谷の湯は湯が抜かれていました。
 まずは展望台から滝を見ます。
姥ヶ滝(ウバガタキ)地図 落差76m 評価9
 展望台から見ると滝の全体が良くわかります。
 老婆が髪の毛を振り乱したような姿から姥ヶ滝と名付けられましたが、右側の窪みも目のようであり不気味でした。
 次は滝つぼへとおります。
 スローシャッターで撮ってみましたが真近で見る滝は夏の暑さを忘れさせてくれます。
 滝の映像


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