東大寺・春日大社の滝 (Todaiji/Kasugataisha no taki)
奈良県奈良市 | 総合評価3 | |
東大寺、春日大社に滝はないと思っていましたが、禊の滝がありました。 |
撮影2023/11/12 | ||
5年振りに春日大社を参拝しました。 | ||
七五三参拝の方優先で国宝館前の春日大社駐車場が使えません。 地図を眺めると春日大社南側の志賀直哉旧居近くに駐車場があったのでそこに車を停めました。 |
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下の禰宜道を通って、表参道へと出ます。 | ||
鹿せんべいを鹿にあげたら、物凄い勢いで捕られてしまいました。 | ||
二之鳥居を抜けると龍王の滝が見えます。 |
龍王の滝 (リュウオウノタキ) | 落差3 | 評価1 | |
普通の方にはただの水の通り道に見えますが、昔は参拝の前にこの滝で身を清めてから参拝していたのでしょう。廻廊内をくぐらせた清涼な水が流れ落ちていました。 ただ、水量は前回より随分少ないかもしれません。 |
続いて下流の白藤の滝へと向かいます。 | ||
白藤の滝への道は黄色いテープがかかって立入禁止になっていました。白藤滝茶屋の方に通行許可を頂きテープをまたいで滝前へと進みます。 |
白藤の滝(シラフジノタキ) | 落差10 | 評価3 | |
龍王の滝と同じく下流の白藤の滝もほとんど水が流れていませんでした。前回、来た時には滝行には痛いのではと思えるほど水量の多さでしたが、今回は滝行するほどの水量はなさそうです。 滝の映像 |
今回も特別参拝してきました。 | ||
社頭の大杉は1309年に春日大社に奉納された春日権現験記絵に小さな若木として描かれていますので、樹齢は最低でも700年はあります。 | ||
今回も万燈籠を再現した藤浪之屋に行ってきました。 | ||
参拝後は春日荷茶屋で大和名物膳を頂きます。 万葉粥(月替りで11月はキノコ)、柿の葉ずし(サバ2個)、季節の葛餅、一品、香の物で1,650円でした。 |
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庭園を見ながらの万葉粥は心が洗われるようです。 やっぱり神社へ参拝したらそこの名物を食したいですね。 と思ったら、荷茶屋のホームページを見ると「浄らかな火で煮炊きしたものを食することで、身心を浄火させてから参拝した清めの茶屋」とある通り、参拝前に行くべきでした。 |
龍王の滝 (リュウオウノタキ) | 落差3 | 評価1 | |
禊は神道、もしくは密教のものと思っていましたが、どうして東大寺にあるのでしょうか。 滝の映像 |
青龍の滝 (セイリュウノタキ) | 落差1 | 評価1 | |
神道では身を清めるためにも、神様のお供えを作るためにも清浄な水が欠かせません。 水谷川の水を引いて廻廊内をくぐらせた水を廻廊の一郭にある榎本神社の下から落としているのが青龍の滝です。 |
明治8年、青龍の滝の水が参道の下を横切り、南の岸を流れ落ちるようにし、白藤の滝ができました。 入口には創業明治8年と書かれた白藤滝茶屋の看板がありました。 |
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廃墟のようになった白藤茶屋を抜けると池の向こう側に滝が見えます。 |
白藤の滝(シラフジノタキ) | 落差10 | 評価3 | |
こちらは落差10メートルもある豪快な滝です。浄めの滝にしては少し痛いかもしれません。 滝の映像 |
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