東大寺・春日大社の滝 (Todaiji/Kasugataisha no taki)

奈良県奈良市 総合評価3
 東大寺、春日大社に滝はないと思っていましたが、禊の滝がありました。


撮影2018/6/10
 早朝、奈良公園に着くとたくさんの鹿が休憩していました。
 鎌倉時代再建の国宝の南大門です。
 南大門と言えば運慶、快慶作の仁王像です。こちらは右側の吽形像です。
 左には阿形像があり、右の吽形像と向かい合う形で安置されています。
 私が子供の頃はどちも運慶、快慶作と教わりましたが、1990年の解体修理で発見された書物から吽形像は定覚、湛慶の造立ではないかと言われています。
 大仏殿まで来ましたが、やっぱり大きいです。
 大仏殿の正面には8世紀中ごろの作で国宝に指定されている金銅八角灯籠が置かれています。
 八面の内、東西南北4面には獅子他の4面には音声(おんじょう)菩薩」が彫られ、それぞれ銅ばっし(タンバリン)、笙、横笛、尺八を奏でています。実は銅ばっしは1962年に盗難にあいレプリカとなっています。
 大仏様、正式には盧舎那仏像です。高さ14.7メートル、基壇の周囲は70メートルもあります。
 大仏様を良く見ると質感が少しづつ異なりますが、これは頭部が江戸時代、体が鎌倉時代の再建で752年の開眼時のものは台座などごく一部にとどまっています。
 大仏殿は戦火などにより何度も消失し、現在のものは1709年に再建されたものです。こちらの模型は創建当初の伽藍を再現したもので左右には七重の塔もそびえ、壮大な景観が広がっていたようです。
 続いて三月堂ですが、こちらは法華堂とも言われます。国宝の不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)をお祀りするためのお堂です。
 こちらは3月 (旧暦では2月) のお水取りで有名な二月堂です。
 三月堂と二月堂の間に禊の滝がありました。
龍王の滝 (リュウオウノタキ) 落差3 評価1
 禊は神道、もしくは密教のものと思っていましたが、どうして東大寺にあるのでしょうか。
 滝の映像
 続いて春日大社方面へと歩いて行くと若草山が見えました。
 まずは本殿を目指します。
 本殿には「春日大社御創建1250年」と書かれた案内板が置かれていました。
 折角ですので、特別参拝してきました。普段は入れない本殿内部へ入ることが出来ます。燈籠が並ぶ回廊を通り、中門前まで進み参拝します。
 奈良時代の初め平城京守護のため、鹿島の武甕槌命様が白鹿の背にお乗りになり天降られた神蹟、御蓋山の頂上浮雲峰の遙拝所です。禁足地として入山が厳しく制限されています。
 春日大社には平安時代から現在まで奉納された燈籠がおよそ三千基あるそうです。
 藤浪之屋は昔は神職の詰め所だったところで、年に3回行われるすべての燈籠に浄火をともす春日万燈籠神事を感じていただこうと開放されているそうです。
青龍の滝 (セイリュウノタキ) 落差1 評価1
 神道では身を清めるためにも、神様のお供えを作るためにも清浄な水が欠かせません。 水谷川の水を引いて廻廊内をくぐらせた水を廻廊の一郭にある榎本神社の下から落としているのが青龍の滝です。
  明治8年、青龍の滝の水が参道の下を横切り、南の岸を流れ落ちるようにし、白藤の滝ができました。
  入口には創業明治8年と書かれた白藤滝茶屋の看板がありました。
 廃墟のようになった白藤茶屋を抜けると池の向こう側に滝が見えます。
白藤の滝(シラフジノタキ) 落差10 評価3
 こちらは落差10メートルもある豪快な滝です。浄めの滝にしては少し痛いかもしれません。
 滝の映像
 二之鳥居です。
 近くに春日大社国宝殿があったので寄ってきました。
 こちらは万葉植物園です。アヤメが見頃となっていました。
 最後は興福寺ですが、興福寺は710年に藤原不比等が建立した歴史あるお寺です。
 神仏混合の長い歴史の中で春日大社と一体化していましたが、明治政府の廃物希釈、神仏分離令によって大打撃を受け、堀や塀ももありません。一時は五重塔も売却されてしまったそうです。伽藍は奈良公園の中に点々としており寺院としての一体感にも欠けています。
 しかしながら、現在、中金堂を再建中 (2018年完成予定) であり、南大門の再建も計画されているとのことです。
 興福寺と言えば、猿沢の池から見た五重塔です。
 最後は定番の景色で奈良散策を締めくくりました。


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