たくさんの観光客で賑わう粟又の滝と同じ大多喜町にある滝で、粟又の滝とも近いのですが、粟又の滝の養老川は東京湾に注ぐのに対し、田代の滝の夷隅川は太平洋に注ぎます。県道１７７号線に田代滝の小さな案内板がありますが、あぜ道のような道をたどると滝の近くまで行くことが出来ます。但し、車であぜ道に入ると転回出来ないので、バックで引き返すことになります。
この滝の成因は江戸時代に実施された川廻しの土木工事によります。元々は滝の手前で大きく左に蛇行していた川をまっすぐに通したことで、落差のある滝が生まれたのです。そういう意味では人工滝ですが、付近は鬱蒼とした森となっており、人工滝を感じさせません。
滝の映像