撮影2017/9/24 |
(6時50分)
2週間前に奥さんの体調不良で断念した常念岳に今回は一人で再チャレンジしてきました。
スタートした時は曇り空ですが、天気予報では回復の予定です。 |
(携行装備) ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
・食料(カップヌードル×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒 |
(7時5分)
6時50分に駐車場を出発して前回ギブアップした登山口に到着しました。登山カードを提供し7時5分に出発します。 |
尾根に立つ常念小屋まで5.7キロ、標高差は1200メートルになります。一の沢からのコースは鎖場など険しいところもなく、北アルプス登山の入門コースとなっています。 |
15分ほどで山の神に到着です。ここで登山の安全を祈願します。 |
登山道が沢に接するところに出ました。 |
(8時20分)
ベンチが置かれた休憩所、王滝に到着しましたが、滝は見当たりません。
標高1610メートルで登山口から300メートルほど登ったことになりますが、距離も2.1キロあるので、それほど厳しくはありません。 |
烏帽子沢に出ました。大きな石が転がっている中を慎重に横切ります。 |
いくつか丸木橋を渡っていると再び大きな石が転がる沢へ出ました。 |
(9時40分)
この沢が笠原沢ですが、標高は1900メートルで急な登りは特にありませんでした。 |
(10時20分)
ところが標高2090メートルの胸突八丁からは名前の通り厳しい登りが始まります。 |
見上げるような階段を登っていきます |
急坂を登りきると左側は断崖絶壁でした。 |
再び沢を横切るところに出ました |
(11時5分)
ここが最終水場となり、山小屋までは残り1キロとなります。 |
山小屋までは3つのベンチがあります。 |
第1ベンチはパスして第2ベンチで休憩です。 |
第3ベンチから山小屋まで残り300メートルです。 |
標高2400メートルを超えており紅葉が始まっています。 |
尾根筋である常念乗越に到着しました。 |
本当はここから常念岳が見えるはずですが、ガスで全く視界がありません。 |
(12時10分)
ということで早々と本日の登山は終了することにしました。常念小屋で宿泊手続きをとります。 |
カップヌードルを持参してきましたが、山小屋の娘さんが豚骨ラーメンがおいしいと言うので食べてみました。濃厚スープが効いて確かにおいしかったです。 |
夕食の17時まですることがないので、山小屋で寝転がって読書していました。
夕食はハンバーグですが、山小屋とは思えないほどの料理に驚きです。ファミレスよりおいしいかもしれません。 |
(4時30分)
20時に寝た為、朝4時に起きてしまいました。まだ暗いですが、ヘッドライトを着けて常念岳にアタック開始です。 |
日の出は残念ながら雲の間からでした。 |
三股への下山コースとの分岐です。ここを下山すると2週間前に訪れた延命水へと行くことが出来ます。 |
山頂が見えましたが、かなり狭い山頂のようです。 |
(6時00分)
山小屋から1時間30分ほどで山頂に到着です。 |
西側を見ると槍ヶ岳が見えました。槍ヶ岳は氷河が四方を削って出来た山です。 |
槍ヶ岳の左側には穂高も見えます。 |
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西側は実に雄大な北アルプスの景観が広がります。 |
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東側はさきほど登ったばかりの太陽が眩しく輝いていました。 |
(7時00分)
山頂には10分ほど滞在していましたが、お腹もすいたので下山することにします。帰りは50分ほどで山小屋に到着しました。 |
常念小屋の朝食は夕食同様、山小屋とは思えない充実ぶりでした。 |
(8時00分)
槍ヶ岳を背景に常念乗越の案内板を撮って下山開始です。 |
(10時55分)
帰りは順調に下って4時間ほどで戻ることが出来ました。 |
(11時10分)
昨日とは打って変わっていい天気です。 |
車に戻って次は中房温泉の樽沢の滝へと向かいます。
滝は有明山登山道 (裏道) の途中に見ることが出来ます。 |