撮影2016/4/23 |
赤岳を登る為に朝の5時30分に美濃戸口に到着しました。車は赤岳山荘の駐車場に停めますが、山荘が開いていないので、駐車料金千円は帰りに払うことにします。先客は一台だけでした。 |
(携行装備)
・登山靴、ダブルストック、毛糸帽子、ネックウォーマー、サングラス、手袋、スキーウェア (上)、ゲイター、アイゼン(12本爪)、ピッケル ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
・食料(カップヌードル×1、チョコレート×3、ペットボトル×3、熱湯用水筒) |
(5時45分)
赤岳山荘を5時45分に出発します。 |
すぐに美濃戸山荘が見えました。 |
赤岳登山は一泊するなら冬期も営業している赤岳鉱泉を経由するのが一般的です。 |
(5時52分)
今回は日帰りなので、南沢を通って、行者小屋を目指します。 |
登山道は良く整備されています。 |
(7時5分)
結構、立派な滝に出ました。 |
滝のすぐ上流に出ると石仏がありました。もしかすると名のある滝かもしれません。 |
この辺から登山道が氷ってきましたが、まだまだ氷のない方が多いので、登山靴のまま慎重に歩きます。 |
(7時45分)
氷の川が出来ていました。ここでアイゼンを装着しました。 |
南沢が開けて、赤岳と阿弥陀岳が同時に見えます。 |
(8時40分)
赤岳山荘から行者小屋までの予定時間は2時間10分でしたが、3時間もかかってしまいました。 |
(8時55分)
行者小屋で15分ほど休憩し8時55分に出発しました。文三郎道と地蔵尾根の2コースがありますが、今回は地蔵尾根から行くことにしました。
ここからはストックからピッケルに持ち替えます。 |
最初は緩やかな登り坂を歩きます。 |
(9時45分)
斜度45度はありそうな雪渓を登ります。登山道は完全に雪に埋まり滑落しないように慎重に登ります。 |
45度の斜度は結構、緊張します。踏みはずしたら大変なことになりそうです。 |
(9時55分)
段々と赤岳が近くに見えてきました。 |
(10時30分)
尖がった尾根筋からナイフリッジと恐れられる場所に着きましたが、雪が大分融けていてさほど恐怖感はありません。 |
でも反対側から見るとどちら側に落ちてもかなり下まで落ちてしまうのが良くわかりました。 |
(10時40分)
急斜面の先を見ていると誰かの頭だけ見えましたが、動きがありません。不思議だなぁと思っていたら、その名の通りお地蔵様の頭でした。
行者小屋から地蔵の頭までの予定時間は1時間20分でしたが、1時間45分もかかってしまいました。 |
ここは八ヶ岳の稜線ですので、山梨県側が良く見えます。富士山も見えました。 |
(10時50分)
赤岳展望荘に着きましたが、厳冬期も営業しているので、こちらに宿泊する方も多いようです。3千メートル近い高所ですが、何と水洗トイレ完備なのが驚きです。 |
行者小屋が小さく見えます。 |
長野県と山梨県との県界尾根ですが、どこまでも滑り落ちそうです。 |
赤岳展望荘からは赤岳山頂がすぐ近くに見えますが、登山道は見るからに大変そうです。 |
左側へ落ちたら本当にただでは済みそうもありません。しっかりとピッケルを握りしめます。 |
左側は雪渓が怖いですが、右側は断崖絶壁でもっと怖そうです。この辺から風があたって、急に寒くなってきたので、スキーウェアの上着と毛糸帽子、ネックウォーマーを付けることにしました。 |
(12時15分)
やっと北峰に到着しました。北峰には赤岳頂上山荘がありますが、冬期は営業していません。 |
(12時20分)
念願の赤岳山頂2899メートルに到着です。赤岳展望荘からの予定時間は40分でしたが、1時間30分もかかってしまいました。
赤岳山荘からは4時間10分の予定でしたが、何と6時間以上かかってしまいました。 |
赤嶽神社です。 諏訪地域の神社らしく、四隅には小さいながらも御柱が建てられています。 |
こちらは六神三十柱が祀られる太政宮です。 |
三角点はもちろん一等三角点です。 |
山梨県側のパノラマ写真です。瑞牆山、金峰山、富士山を見ることが出来ました。 |
こちらは長野県側のパノラマ写真です。左から権現岳、阿弥陀岳、右側には蓼科山も見えます。真ん中にはハートマークの富士見パノラマスキー場も見えました。 |
(13時10分)
山頂には昼食休憩も含めて1時間近くいましたが、13時10分に下山しました。日の入りは18時20分ぐらいですが、多留姫の滝も行きたいので、何とか17時30分までには帰りたいところです。 |
(13時16分)
帰りは文三郎道を降ることにしました。案内には3分で分岐とありましたが、倍の6分かかって到着です。ここを右に曲がって文三郎道を目指します。 |
(13時35分)
再び、権現岳と文三郎道との分岐で、ここも右に曲がります。 |
(13時50分)
中岳と文三郎道との分岐に到着です。 |
分岐から左側を見ると阿弥陀岳が見えました。阿弥陀岳では一か月ほど前の3月15日に雪崩で1人死亡、2人重軽傷の事故も起こっています。 |
右側を見ると赤岳の荒々しい山容が見えます。 |
文三郎道の方が地蔵尾根よりもなだらかです。 |
(14時50分)
中岳道との分岐に出ましたが、あまり登山者がいないようで、登山道はすっぽりと雪に覆われていました。 |
(15時00分)
行者小屋に到着です。予定では1時間40分でつくはずですが、かなり疲れているので、難しそうです。 |
(17時33分)
結局、2時間30分もかかってしまいました。 |
(17時40分)
朝の5時45分に出発しましたので、ほぽ12時間の行程となり、本当に疲れました。
この後は同じ茅野市にある多留姫の滝を目指します。 |
何とか日の入り前に着きましたが、前回来た時にはなかった県道の高架橋が出来ていてびっくりです。 |
吊り橋を渡ると滝を見ることか出来ます。 |