滝山の滝(Takiyama no taki)

岡山県勝田郡奈義町滝本 撮影12/4
 奈義町の観光案内図を見ると3つの滝がかかれていました。屋敷の滝、蛇淵の滝、奥の院の滝です。 
 奥の院の滝は、一帯が滝神社と呼ばれ、奥の院の滝の他にも雄滝、雌滝もあるようです。背後には滝山もあり、まさに滝づくしです。
 駐車場から階段を登ると左側に女人結界石柱がありました。
 滝神社は奈良時代の初めに役の小角によって開かれた山岳仏教の聖地であり、山伏の修行場です。山の神聖を保つために女性の立入りを禁止しました。
 実にユニークな狛犬がいました。
 ほのぼのとしています。
 稲荷神社の鳥居です。ここで道が二つに分かれますが、鳥居をくぐって長い階段を登っても、鳥居の右側の渓谷沿いの道を進んでも滝神社に行くことが出来ます。
 行きは渓谷沿いの道を選び、帰りは稲荷神社経由で帰りました。
 延々と登り坂を歩いてきましたが、駐車場から30分ほどで雄滝前に着きました。
雄滝(オンタキ) 落差15m 評価8
 雄滝の前はとてつもない霊気を感じました。まさにパワースポットです。
 雄滝右側には洞窟があり、江戸時代に津山藩主の森忠政公が寄進した石宝殿が見えます。
 大きなゴツゴツした岩により不規則な流れを強いられた水流が朝日に輝いていました。石宝殿から見た滝は水が粒子化して眩しいくらいでした。
雌滝(メンタキ) 落差20m 評価7
 雄滝前から右側へ150メートルほど歩くと雌滝があります。
 落ち口から壁面に一度も振れることなく流れ落ちる見事な直瀑です。
 もちろん裏見も出来る裏見の滝です。
 再び雄滝前へ戻って今度は奥の院の滝を目指します。案内板には西北450メートルとありましたが、こちらは雌滝とは違って高低差があるため、雄滝前から25分もかかってしまいました。
 途中にはがけ崩れ完全に遊歩道が消失している箇所もあります。
奥の院の滝(オクノインノタキ) 落差24m 評価8
 落差もありますが、幅も結構あります。左の流れが最も水量がありました。
 滝の映像
 奥の院の滝から駐車場へ戻る途中、木が裂けるような音と物凄い衝撃音がしました。しばらく歩いていると、来る時に通った道の上へ木が倒れこみ、道路を完全に塞いでいました。
 この間、5分ぐらいでしたので、へたしたら巻き込まれていたかもしれません。
 いかにもかれんな花が咲いていました。
 駐車場を出発したのが、9時25分、戻ってきたのが11時45分でしたので、所要時間は2時間15分でした。

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