高畑の三滝

高畑の三滝（Aobadofudo taki）

埼玉県飯能市高山
６５４年に開山された高山不動尊は、千葉の成田不動、東京の高幡不動と並ぶ関東三大不動の一つで、かつては山伏の修験道場として栄えていました。この不動尊の背後に高畑三滝があります。　但し、高山不動尊とは道が異なるので注意が必要です。

撮影2014/10/18

　国道２９９号線から西武秩父線の西吾野駅付近で地道に入り、その後、高畑三滝へと向かう林道へ入ると、高山不動１．８キロ、大滝０．５キロの案内があります。

　車をここに停めて、最初は大滝を目指します。

大滝（オオタキ)		落差14m	評価5
１０分ほどで大滝の前に着きました。　大滝というほどには大きくありませんが、均整のとれたきれいな滝でした。

　車を停めたところまで戻り、林道の終点まで車で行くと、白滝の案内がありました。ここに車を停めて３分ほどで滝前へ到着します。

白滝（シラタキ)		落差10m	評価5
こちらは分岐瀑で広がっている分、大滝より水量が少なく見えますが、地図で確認すると同じ沢なので大滝と同じ水量でしょう。　男らしい大滝に対してこちらは女性的な滝でした。

　白滝に向かう途中に不動滝の案内がありました。近くの路肩に車を停めて歩くと１３分とほどで滝前へ着きました。

　大きな岩の下には祠がおかれていました。

　高山不動尊の修行場だったので不動滝と名付けられたと書かれていますが、そもそも高山不動尊が開山されたのもここに滝があったからで、本来はこちらが元祖でしょう。

不動滝（フドウタキ)	落差20m	評価6
落差２０メートルの滝ですが、水量は普段から少ないようです。
裏見の滝になっており、簡単に異次元を体験することが出来ます。
裏から真近で見ると結構な水量がありました。　滝の映像

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