白藤の滝(Shirafuji no taki)

北海道足寄郡足寄町茂足寄
 阿寒岳近くの国道241号線、通称「足寄国道」沿いに白藤の滝の案内板があります。




撮影2024/7/13
 今回は日本百名山の雌阿寒岳を登ることにしました。
(携行装備)
 ・登山靴、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、温度計、地図、iPhone、ヘッドライト
 ・食料(おにぎり×2、柿の種1袋、ペットボトル×3)
 ・熊よけスプレー、熊鈴
(7時15分)
 雌阿寒温泉登山口から雌阿寒岳を目指します。
 駐車場から舗装路を歩いているとすぐに登山口がありました。
 最初は針葉樹の森を歩いて行きます。
 高度を上げるとハイマツ帯になりましたが、這松なのに背が高いのに驚きました。
 北海道のハイマツは背が高いんですね。
(8時45分)
 1時間半で5合目に着きました。
 眼下にはオンネトーが見えます。
 傾斜がきつくなりジグザグに急斜面を登っていきました。
(10時00分)
 やっと雌阿寒岳の火口壁に到着です。
 涸れている時もある赤沼もしっかりと見えました。
 火口壁沿いを慎重に登って行きます。
(10時15分)
 標準時間2時間のところ3時間で山頂に到着しました。
 山頂一帯はほとんど植物が生えていない荒涼とした荒野で行ったことはありませんが、火星にいるみたいです。
 当初計画は雌阿寒岳往復コースでしたが、あまりの景色の良さに周回コースに変更しました。
 先ほどの赤沼に対し青沼が見えます。前方には富士山のような阿寒富士も見えました。
 反対側には別の噴煙も見えます。
 火口壁をぐるりと廻りますが、火口壁ともここでお別れしました。
 阿寒富士を真近に見ますが、私の体力ではとても無理でしょう。あっさり諦めます。
(12時00分)
 オンネトーコースの五合目に到着しました。
(13時15分)
 ようやくオンネトーコース登山口に着きましたが、これで終わりではありません。
(13時25分)
 これから雌阿寒温泉登山口まで戻るかと思うと気がめいります。まずは売店でソフトクリームを頂き10分ほど休憩しました。
 ここからオンネトーを反時計回りに半周します。
 オンネトーは刻々と湖面の色が変化することから五色沼と呼ばれますが、日頃の行いが悪かったのか灰色にしか見えなかったですね。
 雌阿寒温泉への分岐ですが、途中で一緒になった山岳ガイドさんから道路を歩いた方がいいよとのアドバイスがあったのでそのままオンネトー沿いに進むことにしました。
 登山道と舗装路では舗装路の方が楽ですし、何よりも熊に遭うリスクが減りますよね。この時、たまたま同行した方にも教えてあげたのが後で帰ってくるとは思いませんでした。
(14時00分)
 道路に到着です。
 歩道を歩きますが、アスファルトが足に響いて中々歩が進みません。
 オレンジ色の水を称えていることから錦沼と呼ばれるとのことですが、素直にオレンジ沼とかみかん沼にすればいいのにね。
 ここでは最近、熊が目撃されたそうです。
(14時35分)
 もう歩くのはイヤダだと思った時、なんとアスファルトを歩いた方が良いと教えてあげた登山者の方が私を車で迎えに来てくれました。
 登山は助け合いですね。この場を借りて御礼申し上げます。
 この後は近くの白藤の滝を見に行きました。
 案内板が新しくなっています。
 沢へと降りて行くとすぐに滝が見えました。
白藤の滝(シラフジノタキ) 落差20m 評価7
 赤い壁面は健在で、前回同様、水がシャワーのように降り注いでいます。
 水量だけでなく落石の位置や形まで前回と同じでした。
 滝の映像
 滝を見た後は屈斜路湖沿いの混浴露天風呂「和琴温泉」で登山の疲れを癒します。
 私の他に地元の男女がお風呂に入られていて入り方を教えて頂きました。というのも、このお風呂は上流が熱くて下流が温いので、どの辺に入ればいいか教えて頂いたのです。
 地元の方は上流で入られていましたが、私は下流で足湯をしている家族連れの隣でお風呂に浸かりました。



撮影2012/8/18
 国道241号線、通称「足寄国道」を走っていると白藤の滝の案内板があります。ここを曲がってしばらく走ると駐車場があります。滝へは坂道を降りて3分ほどで行くことが出来ます。
白藤の滝(シラフジノタキ) 落差20m 評価7
 赤い壁面に対して、真っ白な滝がシャワーの降り注ぐ見ていて大変きれいな滝でした。
 滝の映像



日本の滝(ホーム) 日本の滝一覧 日本の滝百選 自薦百選の滝 訪問履歴

滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
このホームページについての御意見・御感想は、GAF03402@nifty.com までお寄せ下さい。
本ホームページの著作権は、S.KOBAYASHI に帰属しております。
本ホームページの内容の一部、または全部を無断で複製、変更することは法律で禁じられております。