四万温泉の滝 (Shimaonses no taki)

群馬県吾妻郡中之条町 総合評価7
 四万温泉は、群馬県吾妻郡中之条町にある温泉で、名前の由来は四万もの病に効くことからきています。四万川沿いに、日向見(ひなたみ)、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口の5つの地区からなります。


撮影2015/7/11
 四万温泉に向かって走っていると左側に桃太郎の滝の案内がありました。
 桃太郎伝説ではなく、滝の落下する姿が桃の実に似ているのでこの名前が付けられたそうです。
 四万発電所の手前に滝が見えました。
桃太郎の滝 (モモタロウノタキ) 落差8m 評価3
 木々の向こうに滝が遠望できます。近づけないのが残念です。
 滝の映像
 国道353号線が右に大きくカーブする手前で林道へと左折し小倉の滝の案内に従って側道に入ると真新しいコンクリートの橋がありました。
 道が悪そうなので、手前の路肩に車を停めてマウンテンバイクで行きます。
 林道が大きく右カーブになるところに熊よけの鐘がありました。ここから左側の踏み跡を進むとガマ石の滝があります。
ガマ石の滝 (ガマイシノタキ) 落差5m 評価3
 最初は2段の滝だと思いましたが、良くみたら上は堰堤でした。本流にかかる水量豊富な滝でした。
 林道に戻り、マウンテンバイクを押してると林道の終点に出ました。SUVならここまで入れそうです。林道終点にマウンテンバイクを置いて歩いていきます。
 ヤマビル注意の警告板と塩吹きスプレーがありました。私は市販の虫除けスプレーを持参していましたが、このあと、虫除けスプレーは大活躍しました。
 とにかくヒルがうようよいます。手ぶらでここにきたらあっというまにヒルのエジキになってしまいます。3分毎にスボンを見れば必ずヒルがとりついていました。
 もちろん熊もいるので、熊よけスプレーも持参しています。
 所々にある熊よけの鐘を鳴らして進みました。
小倉の滝 (オグラノタキ) 落差25m 評価7
 林道終点から20分ほどで小倉の滝の展望台に着きました。
 かなり上の方から水が流れ落ちてきます。見事な分岐瀑でした。
 滝の映像
 国道に戻り日向見温泉に入ると道路脇に小泉の滝の案内がありました。
小泉の滝 (コイズミノタキ) 落差7m 評価3
 木々の隙間に少しだけ見えました。
 今回の四万温泉の目的は摩耶の滝でしたが、9月まで遊歩道の工事中ということで、次回の楽しみとします。
 滝の映像


撮影2016/7/2
 昨年の7月に来た時は遊歩道の工事中で摩耶の滝へ行くことが出来なかったので四万温泉を再訪しました。
 摩耶の滝の本来の駐車場は違うところにあるのですが、今回は奥四万トンネル手前の路肩に車を停めました。
 トンネル手前の林道を歩いて行きます。
 クマ注意の警告板と立派な熊よけ鐘がありました。熊よけ鐘はこの後も所々に設置されています。私はアイフォーンで音楽を鳴らしながら行きました。
 支流からきれいな水が流れていましたが、前回は小倉の滝でたくさんの蛭に遭遇しました。この遊歩道にもたくさんいて、早速、一匹が靴に張り付いていました。虫よけスプレーを噴射して撃退します。
 東屋がありましたが、蛭の襲撃を考えると、とてものんびりと休憩する気にはなれません。
 真新しい遊歩道が現れました。ここが工事箇所でしょう。
 ようやく沢に降りるところに出ました。ここまでくればあと少しです。
 沢まで降りると大きな滝音がしました。東屋もあります。入り口からは25分ほどかかりました。
 摩耶の滝の由来が書かれていました。今までの経験から滝名に女性の名前がついている場合、ほとんどが悲恋物語なのですが、珍しくハッピーエンドでした。
幻の滝 (マボロシノタキ) 落差20m 評価2
 入口の案内板にあった雨天限定の幻の滝です。
摩耶の滝 (マヤノタキ) 落差20m 評価7
 落差もある立派な滝なのですが、正面から見れないのが残念でした。
 滝の映像


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