雪華の滝以降も沢山の滝が続く。 |
いい滝もある。清岳荘の御主人に他の滝にも名前を付けてと頼んだら笑っていた。 |
(8時55分)
下二股から2時間半かけてようやく上二股に到着。 |
沢登りはここで終わり、代わって「胸突き八丁」と呼ばれる急坂が待ち構える。 |
息を切らしながらも、チシマノキンバイソウや |
マルバシモツケ、 |
ゲンノショウコなどの花々が慰めてくれる。 |
(9時42分)
急坂を登り切り、上二股から1時間弱でようやく馬の背に着く。ここで10分ほど休憩した。 |
山頂は手前ではなく奥になるのでまだまだ遠い道のりだ。 |
斜里岳神社の祠が手前の頂にあり、山の信仰を感じさせる。 |
(10時30分)
出発から5時間強でようやく山頂に立つ。 |
二等三角点の「斜里岳」は隣の頂きだった。 |
山頂からは先ほどいた馬の背は見えるが、遠景は霞に包まれ、幻想的な眺めだ。 |
(11時00分)
しかし山頂にはブユの群れが舞い、長居はできず早々に馬の背まで降りる。 |
(11時50分)
赤岩は滑りずらいとは言え、沢を下るのは危険と判断、上二股から新道へ進んだ。 |
振り返れば斜里岳の頂がよく見える。写真には偶然ハチの姿が写り込んでいた。 |
尾根道はハイマツに覆われ、標高1200メートル台を保ちながら進む。 |
(12時55分)
名前が嫌だな。やっぱり熊は見たくない。熊に遭わぬことを祈りながら歩を進める。 |
(14時00分)
熊見峠からは500メートルの高度を一気に降りた。 |
(15時20分)
10時間をかけ、ようやく登山口に戻る。長い一日だったが、怪我なく熊にも遭うことなく無事に下山できほっとした。 |