背戸峨廊の滝(Setogaro no taki)

福島県いわき市小川町上小川江田川向 総合評価7
 背戸峨廊は草野新平氏か命名したものですが、何とも優美な名前です。隠れた場所にある美しい岸壁とのことで、個々の滝名も全て草野新平氏の命名です。


撮影2017/8/26
(11時00分)
 前から行きたかった背戸峨廊へようやく行くことが出来ました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×1、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×3) 、熱湯用水筒
 通常の登山装備で行きましたが、大失敗でした。
 登山用に整備されていますので、登山装備でも行けますが、ここは沢装備で行った方が何倍も楽しめますし、安全だと思います。
廻り淵 (マワリブチ) 落差5m 評価2
 最初の滝は廻り淵です。滝名はついていませんが、淵を作った小さな滝がありました。
 東屋がありました。ここまでは何の問題もなく行くことが出来るでしょう。
トッカケの滝 (トッカケノタキ) 落差18m 評価7
 最初の滝ということからトッカケの滝と名付けられました。
 水量も幅もある立派な滝です。
 トッカケの滝の右岸に登山道がありますが、通常の登山道の方を行くことにしました。
釜ん淵 (カマンブチ) 落差15m 評価4
 登山道の方を行くと釜ん淵を見ることが出来ないため、少し戻って撮った写真です。
 苔むした岸壁が続き、所々に鉄梯子もあります。
 沢も淵以外は浅瀬が続くので、沢靴でじゃぶじゃぶ歩けば気持ち良さそうです。
片鞍滝 (カタクラタキ) 落差10m 評価6
 扇のように末広がりになった滝です。
 再び鉄梯子を登ります。
竜門滝 (リュウモンタキ) 落差30m 評価6
 竜門滝はくねくねと流れる姿から竜門と名付けられたのでしょうか。
 登山用に整備されていますので、沢越え箇所には必ず橋がかかっています。
 但し、台風等の後には橋が流されてしまうので、度々、立入禁止となってしまいます。
黄金とろかし (コガネトロカシ) 落差2m 評価3
 黄金とろかしとは何とも味のある命名です。
 滝を横目に登って行きます。
黒鍋の淵 (クロナベノフチ) 落差7m 評価3
 この看板の奥に黒鍋の淵があるようですが、無理はしません。
 かわいい橋がいくつもかかります。
竜の寝床 (リュウノネドコ) 落差3m 評価4
 竜が棲むのにふさわしい黒々とした滝つぼが名前の由来です。
 心字の滝の案内板は横倒しになっていました。
心字の滝 (シンジノタキ) 落差15m 評価4
 滝が二筋に分かれて良くみると心の字に見えることから名付けられたそうです。
 前方に落差のある滝が見えました。
鹿の子滝 (カノコタキ) 落差15m 評価7
 鹿の子模様の流れが特徴です。
 滝の横を高巻きします。
見返りの滝 (ミカエリノタキ) 落差20m 評価5
 振り返って見ないとよく見えないことから名付けられたそうです。
 確かに覗き込むと良く見えました。
 浅瀬を登山靴で歩きます。
三連の滝 (ミレンノタキ) 落差20m 評価5
 背戸峨廊で最後の滝です。良く見ると奥に小滝が二つ連続している3連の滝ですが、最後の滝で未練があるということで、ミレンノタキと読みます。
 滝の映像
(13時30分)
 最深部まで1時間半ほどでしたが、変化があってあっという間でした。沢靴でくればもっと楽しかったです。
 早回りコースとゆっくりコースですが、もちろん早回りコースを選択します。
(14時40分)
 早回りコースでも1時間以上かかってしまいました。


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滝の評価はあくまでも私個人の主観にもとづくものです。又、評価は気象条件等によっても変わることをご承知おき下さい。
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