沢渡大滝(Sawado ootaki)


長野県北安曇郡白馬村神城地図
 JR大糸線の南神城駅付近から遠望します。



撮影2020/8/30〜31
 今回は奥さんと一緒に日本百名山の五竜岳を登ることにしました。
 奥さんは最近、運動不足気味で,、BMI 29、標準体重に対し18キロものハンデを背負っての登山になり、登れるか心配です。
 従いまして、最も一般的な五竜テレキャビンを使い、テントではなく五竜山荘一泊としました。
(携行装備)約10kg
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×2、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×5) 、バーナー
 ・新型コロナウイルス対策装備 (マスク、シェラフカバー、枕カバー、消毒液)
(8時45分)
 出発時は雲は多いものの何とか晴れていました。
 五竜テレキャビンで一気に標高1533メートルのアルプス平へと向かいます。
 五竜遠見スキー場も昔、良く来ましたが、栂池、八方尾根、五竜遠見、鹿島槍ヶ岳の各スキー場に来ており懐かしさ一杯です。
 さらに展望リフトを使いました。文明の利器はできるだけ使って体力消耗を抑えます。
(9時15分)
 展望リフト降り場から登山開始ですが、ここからは白馬村の街並みが一望に出来ました。
 地蔵ノ頭ケルンです。
 熊よけを思いっきり叩いて先へと進みました。
 見返り坂から、今、登ってきたところを振り返ります。
(11時00分)
 小遠見山まで展望台降り場から予定では1時間で着くつもりでしたが、1時間45分もかかってしまいました。小遠見山の山頂はパスして先を急ぎます。
(12時45分)
 奥さんを急かした甲斐もあり、中間地点の大遠見山には小遠見山からほぼ標準時間の1時間45分で着きました。
 大遠見山で15分ほどカップヌードルで昼食休憩をとります。
(13時40分)
 西遠見ノ池に到着しました。
 ここからは正面に五竜岳を見ることが出来ます。
 2018年に長野県初の氷河に認定された鹿島槍ヶ岳直下のカクネ里は残念ながら霧の中でした。
 西遠見山を越えると五竜山荘が見えましたが、まだだいぶ距離があります。
 ヤセ尾根を前にポーズを決める奥さんです。
 急な階段を登ります。
 階段を過ぎると鎖場が何か所か現れました。
 階段、鎖場で高度を稼ぎます。
(16時00分)
 ようやく後立山連峰の主稜線に到着しました。
(16時10分)
 16時をあまりオーバーすることなく到着出来て良かったです。
 北アルプスの山小屋は新型コロナウイルスの為、完全予約制となっており、五竜山荘は定員300名のところ、56名で打ち切りだそうです。
 おかげさまで、私と奥さんとで2階の一部屋を二人だけで使用することが出来ました。
 夕食は定番のカレーです。
 翌日は朝5時に外に出て景色を眺めましたが、残念ながら五竜岳方向は霧がかかっていました。
 遠見尾根方面は霧がなく、昨日、登った尾根道が良く見えます。
 日の出時間は5時17分でしたが、生憎の曇り空で残念でした。
 日の出を見た後、山小屋で、5時20分に朝食を食べます。
 卵、煮魚、ハム、海苔にご飯、みそ汁と典型的な朝定食でした。
(5時30分)
 荷物は山小屋に置かせて貰って、水、雨具だけをサブザックに入れて軽装にて山頂を目指します。
 途中、雷鳥と一緒に山道を登ることが出来ました。
 登山道は道を踏み外すと、谷にまっしぐらですので、よそ見は出来ません。
 さらに鎖場もあり、この辺で奥さんが恐れをなしてギブアッフしてしまいました。後、20分ほどで山頂ですが残念です。
 一人で山頂を目指します。最後の鎖場を越えると山頂てす。
 と思ったら、山頂はさらに先でした。
(6時45分)
 1時間15分で念願の2814メートル、五竜岳山頂に到着しました。
 残念ながら山頂は霧の中で景色は全く見えません。
 三等三角点「平川入」ですが、基盤石だけで防失扱いです。
(7時45分)
 山頂には10分ほど滞在してすぐに下山します。
 帰りは50分ほどで戻ることが出来ましたが、五竜山荘のテント場が見えた時はほっとしました。
(8時35分)
 山小屋で45分ほど休憩して下山開始です。
(11時10分)
 中間地点の大遠見山までは標準時間で1時間20分ですが、2時間30分もかかってしまいました。
(12時30分)
 奥さんを急がせて、小遠見山まではほぼ標準時間の1時間20分と挽回です。
 地蔵ノ頭を見たら、登る気がしなくなって、地蔵の沼経由で帰りました。
(13時30分)
 帰りも展望リフトを使います。
 アルプス平で冷やしうどんとスイカスープを頂きましたが、久しぶりの里の洗練された味に感動しました。
 帰りはテレキャビンの山麓駅にあるエスカルプラザの白馬姫川温泉 「竜神の湯」に入ろうと思ったのですが、昨日の日曜日で夏シーズンの営業は終わったそうです。代わりに十郎の湯に入ってきました。
 白馬からの帰りと言えば沢渡大滝です。
沢渡大滝 (サワドオオタキ) 落差40m 評価5
 これでも200倍ズームで撮ったのですが、米粒のようでした。



撮影2017/9/2〜3
 今回は奥さんと一緒に日本百名山の白馬岳を登ることにしました。
 奥さんが一緒なので登りでの高低差が比較的少ない栂池からのゴンドラリフト・ロープウェーをを使うコースで行きます。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、帽子、手袋、レインウェア
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、ヘッドライト
 ・食料(カップヌードル×2、おにぎり×2、キャラメル×1、チョコレート×1、ペットボトル×4) 、熱湯用水筒
 北アルプス北部の遭難状況ですが、31件発生して死亡3人、行方不明2人、負傷20人、無事救出18人です。過信は禁物、無理のない行動をとありました。カウントされないように今一度、身を引き締めます。
 ゴンドラリフトは8時30分運転開始ですが、始発はたくさんの登山客で賑わっていました。
 栂池スキー場も何回か来ましたが、馬の背が懐かしいです。
 ゴンドラリフト、ロープウェーを乗り継いで自然園に到着しました。
(8時30分)
 自然園駅から5分ほど歩くとビジターセンターでここが登山口になります。
 銀冷水という湧き水が沸いていました。
 岩場もあって結構大変です。
(10時00分)
 天狗原という湿原に着きました。
 湿原を抜けると再び岩場の悪路が続きます。
 途中、雪渓を横切るところもありました。
(11時30分)
 大きなケルンが見え、標高2437メートルの白馬乗鞍岳に到着しました。自然園駅が標高1822メートルなので600メートルほど登ったことになります。
 大きな岩があるきづらい登山道を登っていると白馬大池が見えました。
(12時15分)
 白馬大池山荘に到着しましたが、本日は白馬山荘で一泊する予定です。ここから白馬岳は4時間ほどかかるので、私としてはすぐにでも出発したかったのですが、奥さんがどうしても休憩させてくれと言うので、予定を変更して白馬大池山荘に泊まることにしました。ガスも出てきて視界が全くない為、無理は禁物です。
(6時10分)
 翌日は5時30分に起きて、山小屋で朝食を食べた後、6時10分に出発しました。
 ガスもなく快晴といっても良いくらいの絶好の登山日和になりました。
(7時00分)
 1時間ほどで船腰の頭に到着です。白馬大池山荘までの道とはうってかわって尾根添の道は実に快適で、岩場もなくハイキング気分で絶景を楽しむことが出来ました。
 ところが段々と雲行きが怪しくなってきました。天気予報は晴れですが、山の天気は全くあてになりません。みるみるガスが出てきました。
(8時10分)
 標高2766メートルの小蓮華山に到着した頃には景色は全く見えませんでした。
 小蓮華山は新潟県最高峰です。
 小蓮華山には御神剣が刺さっていました。
(8時50分)
 その名の通り、長野県、新潟県、岐阜県の3県が接している三国境に到着です。
 ここから白馬岳までは1時間ほどですが、岩場もあり最後のひと踏ん張りです。
(9時45分)
 白馬岳山頂に到着しました。ガスとともに風も強くて9月上旬とは思えないほどの寒さでした。
 一等三角点「白馬岳」です。寒いので、すぐに下山開始しましたが、帰りは時間も短縮できるので、大雪渓を降ることにしました。
 今の白馬山荘につながる白馬頂上小屋を建設した松沢貞逸氏のレリーフです。
(10時10分)
 日本最大の山小屋、収容人数1200人を誇る白馬山荘に到着しました。ここで、ココアとケーキを注文して30分ほど休憩しました。
 尾根筋を離れて大雪渓方面へと降ります。
(11時00分)
 白馬村経営の山小屋「白馬頂上宿舎」です。
 皮肉なもので、下山開始したら山頂方面は晴れてきました。
(11時50分)
 避難小屋に到着です。小雪渓の雪はなくなっていました。
 雄大な景色です。
 いよいよ大雪渓の始まりです。ここから軽アイゼンを着けて歩きますが、この辺から奥さんが膝が痛いと言い出しました。
(14時30分)
 白馬尻小屋に着きましたが、15時15分のバスには間に合いそうもないので、ここからタクシー会社に電話し、15時50分猿倉発で予約を入れておきました。
 未舗装の林道を歩いていきます。
(15時40分)
 猿倉に到着です。タクシーが早めに来て待っていてくれました。栂池までは5千円ちょっとです。
 栂池から帰る途中、国道148号線を走っていると、はるかかなたに大きな滝が見えました。
沢渡大滝 (サワドオオタキ) 落差40m 評価5
 かなり大きな滝ですが、遠望なので何とも言えません。



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