猿棚の滝(sarudana no taki)


静岡県富士市 総合評価8
 沼川の支流、赤渕川には雨が降った時、限定の滝がいくつもあります。


撮影2010/10/31
 台風の翌日、早速、行ってみましたが、期待通りの迫力ある滝を見ることが出来ました。
花川戸の滝(ハナカワドノタキ)地図 長さ10m 評価6
 両岸が護岸整備されているので、滝前に行くには、下流側の鉄梯子の所を降りて沢登りするか、滝横のアパートの裏側の崖を降りるかどちらかになります。鉄梯子の所からは、7分ぐらいかかります。
 短い上段を降りた水は向きを変えて、大きな滝つぼに流れ落ちます。豪快な中にも繊細な流れを感じました。
 滝の映像
猿棚の滝(サルダナノタキ)地図 落差36m 評価8
 花川戸の滝を過ぎて、赤渕川沿いをどんどん車で進みます。細い山道に入ってしばらく行くと、墓石のような案内がありました。ここからまず沢まで5分ぐらいかけて降ります。沢へ出たら、今度は沢登りになります。7分ほどで滝が見えました。
 30メートルはあろうかという巨大な壁全体が緑の苔に覆われ、その上を大量の水がシャワーのように流れ落ちます。雄大かつ繊細な流れに感動しました。通常は空滝とのことですが、常時、この姿が見れるなら、静岡県を代表する滝になるでしょう。
 滝の映像
銚子ヶ淵の滝(チョウシガブチノタキ)地図 落差15m 評価5
 道路からも見れるお手軽滝ですが、ちょうど通りかかったおばあさんが、この滝は雨が降った時だけだよと教えてくれました。でも、今日は物凄い豪快な滝になっていました。滝つぼの大きさも特筆されます。
 滝の映像
足掛けの滝(アシカケノタキ)地図 落差5m 評価5
 陽光台地区を行き止まりの集会所がある駐車場まで行きます。この駐車場の奥に立ち入り禁止の看板があるので、ここをやぶこぎすると滝前へ出ることが出来ます。
 この滝も大きな滝つぼがありました。落差はありませんが、勢いよく水が滝つぼへ飛び込んでいました。
 滝の映像


撮影2013/10/27
 普段は枯れ滝となる赤渕川の滝を見る為に、台風の翌日、行ってきました。今回はさらに上流の牛ヶ淵の滝と黒坂の滝を目指します。
 最初は牛ヶ淵の滝ですが、舗装された林道を進み、滝のある位置のほぼ横ぐらいのところで、車を停め、右側の沢に向かって、道なき道を歩くと、滝の音が聞こえてきました。
 最後は崖を降りて沢まで出ますが、滝の右側の支流からは端正な直瀑が落ちていました。
牛ヶ淵の滝(ウシガブチノタキ)地図 長さ8m 評価5
 普段は枯れ滝に近いとの情報が嘘のように、水量豊富な沢でした。滝つぼには水があふれ、滝も水量豊富ないい滝でした。
 前日が台風の為だと思われますが、これは次に向かう黒坂の滝が楽しみです。
 滝の映像
 黒坂の滝は牛ヶ淵の隣の沢ですが、牛ヶ淵の滝があれほどの水量なら、かなり期待出来るはずです。県道24号線を富士山に向かって進み、稲葉養鶏場を過ぎたところで、戻るように林道へ入ります。林道をしばらく進んでいると、黒坂の滝の案内がありました。この案内には滝まで150メートルとあるので、すぐ近くのように思いますが、実は150メートル進んだところで、右に曲りそこから沢まで降りて、その後は巨岩を乗り越えるようにして沢登りしなければならず、かなり大変な道のりでした。
 沢までたどり着きましたが、予想に反して沢には水がほとんど流れていません。滝には水があるかもしれないので、とりあえず行って見ることにしました。
黒坂の滝(クロサカノタキ)地図 長さ45m 評価−
 巨岩を乗り越え、やっとの思いで滝前に出ると、かなりの高度感のある崖が見えました。45メートルはゆうにあると思いますが、残念ながら水がほとんど流れていません。前日の台風の水は一体どこへ行ってしまったのでしょうか。
 台風の翌日だからといって、安心してはだめなようです。次回は、上流の水量を確認した上で滝まで行くことにします。
 滝の映像


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