三瀧寺の滝（Mitakidera no taki）

広島県広島市西区三滝山
三瀧寺は広島市西区の三滝山の麓にあり、８０９年、弘法大師によって開山されたと伝わる古刹です。

撮影2024/9/18
境内には寺名通り三つの滝がかかります。
入寺料は２００円ですが、面白いので５００円使って色々な音を奏でてみました。一つだけ音が鳴らないのが残念。
参道を進むと四体の仏師銅像が現れました。弘法大師、日蓮上人、道元禅師、親鸞聖人です。真言宗ですので弘法大師だけでいいような気がしますが、お心が広いのかもしれません。
駒ヶ瀧は銅像が鎮座されている通り、その名も祖師之庭にかかります。

駒ヶ瀧（コマガタキ）		落差13m	評価4
滝よりも、荒々しい滝つぼの岩盤の方が気になりました。

こんもりとした参道を歩きます。

すると梵音之瀧の石碑が現れました。

梵音之瀧（ボンオンノタキ）		落差30m	評価6
梵音之瀧は補陀洛之庭の向こうに見ることが出来ます。 　補陀洛は観音菩薩が降臨する霊場ですが、屹立する鋭い石は観音様かもしれません。

参道をさらに奥に進むと本堂が見えました。凄いところに立っています。さすが山寺といったところでしょうか。

本堂の右奥に幽明之瀧がかかります。

幽明之瀧（ユウミョウノタキ）		落差8m	評価4
崖から滑り落ちるかのように水が流れていました。 　滝の映像

帰りに寄った多宝塔は和歌山県の広八幡神社から原爆犠牲者供養のため移築されたもので、塔内には国指定重要文化財の木造阿弥陀如来坐像が安置されています。 　１５２６年創建ですが、朱色がきれいですね。

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