三蛇ヶ滝 (Sanjya ga taki)

石川県金沢市二俣町
 三蛇ヶ滝は三百名山の医王山 (イオウゼン) の北面にかかります。


撮影2020/10/3
 朝の7時、富山県側から百万石道路に入り、途中、国見平から朝日を眺めました。
(携行装備)
 ・登山靴
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ、熊よけスプレー、熊鈴
 ・食料(おにぎり×2、キャラメル×11、チョコレート×2、ペットボトル×1)
(7時10分)
 今回は奥医王山を登りますが、手始めに金山登山口から三蛇ヶ滝へと向かいます。
 鳶岩が見えますとの案内標識がありました。
 矢印の方向を見ても、どれがとんび岩かわかりません。
 拡大するとようやく形がわかりました。
 尚、岩のてっぺんまで登ることが出来るそうです。
 ここから一気に沢まで降ります。
 かなりの急坂で至るところにロープが張ってありました。
(7時40分)
 沢まで降りると白兀山と大池平との分岐点に到着です。
 すると目の前に段瀑が見えました。
 キンドルで購入した日本三百名山の本の医王山のページを見るとこの滝とそっくりな滝が三蛇ヶ滝として紹介されています。
 この滝で間違いないということで、写真を撮って引き上げましたが、これがとんでもない間違いでした。
 家に帰ってからネットで三蛇ヶ滝を確認したところ、この滝の下流に本物がかかっているようです。
 ということで、今回は無念の未訪問となりました。
(8時30分)
 無事、三蛇ヶ滝を確認したと思い込んで、金山登山口まで戻り、奥医王山の登山口まで車で向かいます。
 イオックスアローザスキー場のリフト降り場が見えました。
(8時40分)
 ここが奥医王山の登山口となります。
 見返り杉まで急な階段を登っていると「がんばったね」との看板が見えました。
 見返り杉からは尾根道になります。
 山の上にも係わらず、竜神池という池がありました。
 最後の階段を登りきると山頂です。
(9時10分)
 丁度30分で山頂に到着しました。
 三角点は一等三角点「医王山」です。
 木々に阻まれて景色は見えませんが、その代わり、展望台がありました。
 展望台からはあいにくの曇り空ですが、金沢市内が良く見えました。
(9時40分)
 丁度、1時間の登山でした。


撮影2020/10/10
 前回、来た時は三蛇ヶ滝まで行かなかった為、1週間後に再訪しました。
 案内地図で見ると確かに沢を横切って、少し下流に行ったところにあります。
(8時15分)
 前回よりも1時間ほど遅くスタートしました。
(8時45分)
 旋回、三蛇ヶ滝と間違えた滝まで来ました。この滝の下流に本物がかかるようです。
 ここからは相当な悪路でした。
 鎖を頼りにトラバース気味に左岸をへつって進みますが、滑ったらただでは済みません。
白姫滝 シラヒメタキ)地図 落差20m 評価6
 左岸をへつっていると端正な滝が見えました。後でネットで調べたら白姫滝というそうです。
(9時5分)
 大池平と三蛇ヶ滝との分岐に出ました。
(9時10分)
 登山口から1時間ほどで三蛇ヶ滝に到着です。
 かなりくたびれた滝の案内書きがありました。
三蛇ヶ滝 (サンジャガタキ)地図 落差35m 評価7
 この角度で見ると真ん中がすぼまって、蛇が鎌首をもたげて向かってくるかのように見えます。
 全部で3段、35メートルにも渡る長大な滝ですが、滝つぼからは最下段の滝だけが見えます。
 滝の映像
(9時35分)
 折角ですので、大沼 (オオイケ) まで行ってみました。
 案内書きには3文豪がほれ込んだ池とありますが、恐らく金沢出身の徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星の3人ではないかと思われます。
 大沼からはとんび岩が良く見えました。
 帰りは来た道を引き返すことにします。
(10時45分)
 約2時間半の行程でしたが、標高差が200メートル以上あるので結構タフなコースでした。


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