大樽の滝(Ootaru no taki)


愛媛県西条市藤之石庚
 国道194号線を西条市から高知方面に向かって進み、大樽トンネルを越えた直後に落ちています。



撮影2022/5/3
 二百名山の笹ヶ峰を登る為に大樽の滝を再訪しました。
(携行装備)
 ・登山靴、ダブルストック、毛糸帽子、ネックウォーマー、サングラス、手袋、冬山ジャケット、ゲイター
 ・GPS、コンパス、高度計、気圧計、温度計、地図、デジカメ
 ・食料(パン×1、牛乳×1、チョコレート×2、柿の種・アーモンド、ペットボトル×4)
(6時30分)
 笹ヶ峰林道の笹ヶ峰登山口から出発します。
 登山道沿いには名前があってもおかしくない大きな滝がいくつもかかっていました。
 沢沿いのコースは変化があって飽きないですね。
 一瞬、木々の間から笹ヶ峰が見えました。まだまだ先は長そうです。
(7時25分)
 1時間ほど急斜面を登っていると宿と名付けられた空き地に出ました。ここは昔、木炭の集積地だったところです。
 ブナの林の間を歩いていると一面真っ白になっていました。最初は雪が積もっているのかと思いましたが、霜が降りているようです。
(8時00分)
 登山口から1時間半で丸山荘に到着しました。
 丸山荘からは笹ヶ峰、ちち山、沓掛山へと行く道がありますが、最短で笹ヶ峰へと行く道を選びます。
 ブナ林を抜けると名前通りの笹の原となりました。
(9時15分)
 寒風山からの尾根道へと出ます。
(9時20分)
 登山口から2時間45分で山頂へ到着しました。
 登山口の標高が1005メートル、山頂が1860メートルですので、標高差855メートルを登ったことになります。
 三角点は一等三角点「笹ヶ峰」です。
 山頂には金剛笹ヶ峰石鉄蔵王大権現と大日大聖不動明王が祀られています。
 南西の方角を見ると左側に寒風山と伊予富士、右側には瓶ヶ森と石鎚山が見えました。
 昨日、瓶ヶ森、伊予富士から見たのと丁度逆の景色を見ていることになります。
(10時10分)
 東側を見ると、ちち岩から三ッ森山、東三ッ森山などがきれいな稜線を描いていました。
 四国の山々は山頂に大きな木が生えていないので、稜線が非常にきれいに見えます。
 爽快な景色に我を忘れて1時間ほど山頂に滞在してしまいました。
(10時50分)
 帰りは丸山荘まで40分、
(11時50分)
 登山口には山頂から1時間40分で戻ることが出来ました。
 今度こそ、水がないかと大樽の滝を再訪します。
大樽の滝(オオタルノタキ) 落差70m 評価6
 今回はしっかりと水が流れていました。まともに水が流れている大樽の滝を見るのはこれが初めてでした。
 滝の映像
 続いて寒風山トンネルの旧道へと入り、新竿谷橋まで行きます。
 橋から西側を見ると扇山が一際高くそびえていました。
竿谷滝(サオダニノタキ) 落差20m 評価5
 東側を見るとさきほど登った笹ヶ峰が見えます。
 更に目を凝らすと緑の中に竿谷滝らしき白色の流れがありましたが、新緑の時期ですので、全容は全く分かりませんでした。
 滝の映像



撮影2014/5/4
 水量に期待して再訪してみました。
大樽の滝(オオタルノタキ) 落差70m 評価6
 これだけの落差があるのですから、水があればいい滝なのですが、残念です。



撮影2010/9/18
 高瀑同様、こちらもほとんど水が流れていませんでした。
大樽の滝(オオタルノタキ) 落差70m 評価6
 物凄い落差の崖なのですが、水がなくて残念です。



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