嵯峨の滝(Saga no taki)


和歌山県橋本市高野口町九重
 嵯峨天皇がここで休憩したとの言い伝えが残る滝です。
 嵯峨天皇は平安時代初期の天皇で平安遷都とした桓武天皇の第二皇子にあたります。空海、橘逸勢とともに三筆に数えられるなど、漢詩、書に優れますが、皇子皇女が正式な系図だけでも49人もいたとされ、朝廷の財政困窮の原因となったと言われています。


撮影2013/8/17
 道路の案内板のところに車を停めて、アスファルトの道を歩いて行くと滝への入り口がありました。夏草が生い茂り、手摺がむくれあがるなど、結構荒れていました。又、ゴミも道路から投げ込まれ、嵯峨天皇の威光も通じないようです。
嵯峨の滝(サガノタキ) 落差6m 評価5
 小さな滝なのですが、滝前に岩がせり出しており、これが一種の共鳴装置になっています。その為か、水量は少ないのですが、心地よいせせらぎの音が楽しめました。
 滝の映像


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